二十歳の真珠(はたちのパール)
あなたはそしてあなたのお嬢様は、真珠(パール)のジュエリーをお持ちですか?
真珠(パール)は貝から採れる宝石で、「人魚の涙」「月の雫」とも呼ばれ、古くは紀元前の時代から珍重がられてきました。
1893年(明治26年)に御木本幸吉氏による真珠養殖が発明されてからは、真珠はより身近な宝飾品となりました。
真珠のネックレスは、流行りや多様なデザインがなく、昼間のパーティーから夜のパーティーにも、普段のお出かけにも、そして悲しみの日の装いのマナーとしても、是非お使いいただきたい大人のジュエリーです。
アコヤ真珠(パール)ネックレス・ピアスセット
イヤリングとのセットもご用意できます。
お祝いの席やお別れの席などのフォーマルな場面での必需品です。
昨年より、日本ジュエリー協会と日本真珠振興会では、二十歳の真珠(はたちのパール)キャンペーンを実施しています。
若い世代の方に、もっとジュエリーを身近に感じてもらいたいとの思いからだと思います。
クリックするとYou Tube動画が開きます。
二十歳の真珠(はたちのパール)
宝石おかでも二十の真珠(はたちのパール)キャンペーンを実施中。
フェア中に今年二十歳を迎える方で、アコヤパールネックレスをお求めいただいた方に、アコヤパールペンダントネックレスをプレゼントします。
一粒アコヤパールのペンダントは、パンツスタイルにも着けやすく、是非デイリーにお使いいただきたいジュエリーです。
大人の女性への第一歩。
アコヤパールの一粒ペンダントはファーストジュエリーとしてもおすすめです。
K10YGアコヤパール一粒ペンダントネックレス
宝石おかよりプレゼント。
K10YG,K10WG,K10PGの3種類の中からお選びいただけます。
また、お母様の真珠のネックレスをお直しして、お嬢様に譲られる方もいらっしゃいます。
パールフェア期間中は、パールネックレスのお直し(点検、糸(ワイヤー)替え)を1,000円で行います。
お気軽にスタッフにご相談ください。
是非、この機会に宝石おかにお越しください。
(パールフェア開催中! 詳しくは春のパールフェアで!)
2019年(亥年)新春のご挨拶
2018年は宝石おかをご愛顧いただきありがとうございました。
2019年も何卒よろしくお願いします。
本年もよろしくお願いします。
今年の干支は「亥」。
亥年は十二支では十二番目、最後の年となります。
また、十二支を植物の一生と考えると、亥年は「種子」の年。
戌年で実った果実が亥年で種子となり、エネルギーを蓄えて次の世代へと向かう準備をするという年。
つまり亥年は、つまり次の始まりに向けて新たなエネルギーを蓄える年なのだそうです。
宝石おかは、平成3年に現在の京町に店舗を構えて、今年の3月で丸28年を迎え、29年目の春を迎えます。
これも皆様に、ご愛顧いただいたおかげと感謝申し上げます。
今年は、新店舗への移転も計画しております。
新たなエネルギーを蓄える亥年に、大きな節目を迎える事に、気持ちも一層引き締まります。
また、猪はその猪突猛進な性質から、「勇気と冒険の象徴」とされているそうです。
スタッフ一同、より一層、皆様のお役に立てる店作りを目指して邁進したいと思います。
今年も何卒よろしくお願いします。
恋人たちに贈るクリスマス限定ペア「Gプレゼンツラバーズコレクション 2018」
宝石おかスタッフの山形夏子です。
クリスマスのイルミネーションが灯る季節となりましたね。
宝石おかでは、只今ウィンターセールを開催しております!
大事なあの人へのプレゼント…頑張ったご自分へのご褒美…様々なシーンにおすすめする商品が揃っています。一点一点、厳選していますのでぜひご覧ください。
今回は、そんなクリスマス時期に最適なペア商品をご紹介致します。
恋人たちに贈るクリスマス限定ペア「Gプレゼンツラバーズコレクション 2018」
G-SHOCKとBABY-Gのペア企画である「Gプレゼンツラバーズコレクション」です。
「ラバコレ」と呼ばれるこの人気シリーズが発売開始されたのは1996年。
当時小学生だった私は、誕生日に兄からBABY-Gをプレゼントしてもらいました。そうなのです。小学生でも知っているくらい、G-SHOCKやBABY-Gが流行していた時期だったのです。
そんなG-SHOCKも今年35周年を迎えました。
様々な形や機能が充実してきたブランドですが、堅牢であることはもちろん、その独特なデザインは一つのファッションを確立しています。このゴツゴツとした形は、男性の力強さを演出し、女性の華奢な腕にはアンバランスさを出すのが、かえっておしゃれなのです。そんなハードなデザインのラバコレがこちらです。
LOV-18C-1AJR 50,760円(税込)
まずご紹介するのは、「永遠の絆」を象徴するダイヤモンドを使用した、G-SHOCK誕生35周年記念「G PRESENT LOVER’S COLLECTION 2018」。
マットブラックをベースにして、ダイヤモンドを12時、3時、7時、9時位置にセッティングしています。
G-SHOCKにダイヤモンド!?と最初は驚いてしましたが、ロマンチックなコンセプトがあるのです…。地球上で最も硬く、強いダイヤモンドが「タフネス」を追求するG-SHOCKとのコラボレーションで「誰にも壊されない愛」を表現しているのです。ロマンチック…。
また、G-SHOCK誕生35周年記念をイメージし、7時位置の台座にはゴールドカラーを使用しています。これが、マットブラックのシックな中に色合いを出していて特別感がありますね!
裏蓋は35周年記念刻印を施した特別仕様です。永遠の輝きを纏った時計が二人の出会いを永遠にする、聖夜を共に過ごす二人のためのスペシャルモデル、となっているそうです。
カッコいいファッションがお好みのお二人にはこちらのモデルをおススメいたします!
次にかわいいモデルを着けたい!という女性にはこちらのラバコレはいかがでしょうか?
LOV-18A-7AJR 35,640円(税込)
ギリシャ神話「キューピッドとプシュケ」にインスパイアされた「G PRESENT LOVER’S COLLECTION 2018」。
今年のラバコレのテーマは「Love is tough」。
なぜこの二人の愛がタフなのか?
ある国の王の娘である美しいプシュケは、その美しさゆえに愛と美の女神ヴィーナスに妬まれていました。女神ヴィーナスの息子であるキューピッドは女神の命令により、プシュケを卑しい男と結婚させようとしました。しかし、キューピッドがプシュケに恋をしてしまい、彼女を人里離れた宮殿に隠してしまいました。その後、二人には様々な試練が与えられ、ついには苦難を乗り越え、めでたく結ばれた二人の固い絆「Love is tough」が生まれたのです。
永遠の愛を象徴して、永遠を意味する「8」時位置に、G-SHOCKはキューピッドの羽を、BABY-Gはプシュケの蝶をデザインしています。(プシュケは古代ギリシャ語で蝶という意味もあるそうです。)
G-SHOCK・BABY-Gで定番の白いベースを使用し、さらに女性に人気なピンクゴールド色をあしらうことで、はじめてBABY-Gを着ける方でもファッションに合わせやすい仕様となっています。
また、赤いボックスはギリシャ神話の世界観をおしゃれに表現されています。
かわいいですね。
腕時計はさり気なくペアに出来るので、身に着けやすいお薦めのアイテムです。
素敵なクリスマスにペア商品をプレゼントしてみてくださいね。
毎年大変人気で早々に完売する商品です!
お早めに宝石おかへご来店ください!
(G-SHOCKフェア開催中! 詳しくはG-SHOCKフェア特設ページで!)
タグ・ホイヤー伝説のクロノグラフ「オウタヴィア」ジャック・ホイヤー限定モデル
今年も年の瀬がやって参りました。一年はあっという間ですね。宝石おかスタッフの山形夏子です。
今回は私の一押し宝石おかの名品をご紹介致します。
ヘリテージ ジャック・ホイヤーエディション
オウタヴィア キャリバーホイヤー02 クロノグラフ
CBE2111.BA0687
自動巻クロノグラフ、100m防水、∅42mm 691,200円(税込)
こちらはタグ・ホイヤー伝説のクロノグラフ「オウタヴィア」ジャック・ホイヤー限定モデルです。
85歳を迎えたジャック・ホイヤー氏
ジャック・ホイヤー氏は創業家ホイヤーの4代目。モータースポーツに強い関心があったジャック氏はタグ・ホイヤーの人気コレクションとなっている「カレラ」、「モナコ」などの開発を手がけました。
今回、発売されたこの限定モデルはジャック氏に所縁のある数々のコレクションの中から、黄金時代のモーターレーススポーツのスピリットを象徴とした「オウタヴィア」のリマスターモデルです。
ムーブメントにはタグ・ホイヤーの進化した歴史の結晶であるパワーリザーブ80時間というスペックを持つ新自社ムーブメント「キャリバー ホイヤー02」を搭載しています。生産本数は大変少なく、ジャック氏の誕生日を記念し、生まれ年に因んで世界限定1,932本です。
レーシングカーや航空機のコックピットのダッシュボード計器として1933年に発表された「AUTAVIA(オウタヴィア)」は、自動車を意味する「automobile」と、 航空機を意味する「aviation」を短縮して名づけられました。
計器をイメージさせるクロノグラフは横目に配置され、ヴィンテージ感が漂います。
ケース径は42mmと、クロノグラフウォッチの中ではミドルサイズで、男性の腕には程よいサイズ感となっています。
スーツスタイルでの着用は大人な雰囲気になり、カジュアルなスタイルではヴィンテージ感も際立ち、長年の相棒として愛着の湧くスタイルとなっています。
オウタヴィア ジャック・ホイヤーエディションは世界中で発売された限定品なので、大変貴重なモデルになります。
現在(2018年12月)、日本のタグ・ホイヤーショップでは手に取って頂くのが非常に難しいのですが、実は宝石おかにございます・・・(あれ?)
実は、当店でも人気の「キャリバー ホイヤー01」を搭載のスケルトンフェイスに比べると、ちょっとシックです。
目立たないからこその良さがこのモデルにはあると思います!
私自身もとても好みの雰囲気で、おすすめの一品です!
世界中で残り少ないこの名品をぜひ!あなたの相棒にしてあげてください!
(タグホイヤーフェア開催中! 詳しくはタグホイヤーフェア特設ページで!)
ウェディングドレスとパールでプリンセスに!
スタッフの山形夏子です!
2回目のコラムになります。
宝石おかは、今月2月にパールフェアを開催しております!
立春を迎え、寒さはあるものの、春の明るい光を感じる季節となりました。
大切な方のお祝いが増える時期ですね。
真珠は大人の女性にかかせないジュエリーです。
結婚式をはじめ、入園式、卒園式、入学式、卒業式、入社式等々、お喜びの席に、最もふさわしいジュエリーをぜひ、この機会にご覧ください。
今回、イベントページのパールフェアに登場してくださっているのは、私の友人Aさんです。
昨年2017年5月に挙式されました。
Aさんは身長150cmほどの可愛らしい方です。
着用されているのは、あこや真珠のネックレスとピアス。
大きさは8.0-7.5mmで、あこや真珠の代表的な大きさです。
白いウエディングドレスに真珠は最高の相性で、Aさんの透明感をより清楚に引き立てました。
ウェディングドレスとパールでプリンセスに!
理想的なウエディングスタイルを見せてくれたAさんに、私は本当に感激しました!
そんなAさんに憧れを抱き、私もイベント体験してみました。
・・・すべての女性へプリンセスのひと時を・・・
このイベントは、FMつやまのDJ福吉美鈴さんと、レンタルドレスなどを手掛けるRADIANCE(レディアンス)津山店さんと、宝石おかのコラボ企画になります。
レディアンスさんのドレスを着付け、美容師によるヘアメイク、生の花のブーケを持って、そして宝石おかのリアルジュエリーを着けて、プロカメラマンに写真撮影をしてもらいました!
場所は津山市の「城西浪漫館」。
国の有形登録文化財に指定されている大正ロマン漂う素敵な洋館で、行われました。
私もプリンセス(みこさん撮影)
私が着用したドレスは、細やかなレースを全面に使用し、ボリュームを持たせたオフホワイトのウエディングドレス。
そして選んだジュエリーは、いつも愛用しているあこや真珠より大きい13.0mm-10.0mmの白蝶真珠のネックレスとピアスでした。
指輪はみこさんが着けていたものをちょっとお借りしたのですよ。こちらも白蝶真珠になります。
バランスを考えて大きめの真珠をセレクトしたのですが、白い真珠はライトアップ効果があり、華やかなドレスに良く映えました。
気分はクラシカルなプリンセス・・・
早く素敵な王子様があらわれないかな・・・
今回は22名の方がご参加くださり、様々な色合いのカクテルドレスも着られていました。
レディアンスさんの衣装は本当にいろんな雰囲気のデザインがあり、上質なものでした。
そして、みなさんが選ばれたジュエリーはいずれのドレスにも真珠。
深い色のドレスも、明るい色のドレスも、その魅力をひきだしたのは真珠でした。
どんな色合いにも相性が良く、ボリュームのあるドレスにも負けない真珠の魅力。
でも、主役はあくまでご本人なんです。真珠だけが目立つ、ということは決してありませんでした。
今回のイベントは、真珠の素晴らしさを改めて認識させてくれました。
ドレスを着た女性に、こんなにたくさんお会いすることなんてありませんからね!
ウエディングドレスをこれから着る方、それをお祝いされる方、みなさんもいろんな装いに真珠を合わせてみてください。
きっと、あなたの魅力を引き立ててくれる存在になってくれるはずです!
(パールフェア開催! 詳しくはイベントコーナーで!)
今日の誕生石!是非あなたのおそばに・・・
昨年4月1日よりスタートした「今日の誕生石!」
私こと DJ MICO、
8時から3分間、地元FM放送「エフエムつやま」で、毎朝お届けしています。
今回はラジオ番組「今日の誕生石!」からのおはなしです。
いつもあなたのおそばに・・・
エフエムつやま78.0MHz 「今日の誕生石!」by DJ MICO
毎朝8時より放送中!
「今日の誕生石!」も放送開始からすでに10ヶ月が経ち、約300日が過ぎようとしています。
たった3分、されど3分・・・
毎日の放送ですから、なんと15時間以上も放送させていただいた事になります。
もちろん、生放送ではなく、何日か分をまとめて録音するのですが、
私にとって、1回、1回に気づきや、発見があり、大変良い「修行」になっています。
12の月ごとの誕生石と違い、365日分の誕生石は、石としての範囲が広いのです。
何しろうるう年を加えると366個の誕生石があるのですから。
365日分の誕生石は、ジュエリーショップの店頭に並ぶ貴石、半貴石だけでなく、
天然石、合成石もたくさん含まれているのです。
私も聞いたことのない石が沢山あるのですよ。
先日、いつも放送を聞いてくださっているお客様から、ご自身の誕生日の石が欲しいとご依頼いただきました。
その方のお誕生日は12月3日。
誕生石は「コバルトカルサイト」。
コバルトカルサイトは、コバルトを含むカルサイト。
ピンク色から赤色に輝く石ですが、通常
ジュエリーショップの店頭には並ばない天然石です。
お探ししたコバルトカルサイトは、淡いピンク色のペンダントトップ。
普段は暖色系のジュエリーをお着けにならない方ですが、誕生石のピンク色のコバルトカルサイトはとてもお似合いでした。
シルバー枠コバルトカルサイトペンダントトップ
紫色のワイヤーネックレスとのコーディネートが素敵です
ピンク色に輝くコバルトカルサイトは、愛と美の女神「アフロディーテ」に例えられ、愛を運んでくる力があるとされます。
美や調和、幸福感をもたらす石、コバルトカルサイトは、12月3日生まれのそのお客様にぴったりのジェムストーンでした。
「今日の誕生石!」を聞き逃した方、ご自身の誕生日の石を知りたい方・・・
どうぞお気軽にお尋ねください。
あなたの誕生石・・・いつもあなたのおそばに・・・
バレンタインデーにジュエリーを・・・
はじめまして!
山形夏子です。
もうすぐ2月になりますね。
2月14日はバレンタインデーです!
日本では、女性から男性へチョコレートを贈ることが習慣になっている「バレンタインデー」。
でも、欧米では男女ともに、お互いに贈り物をすることをご存知ですか?
宝石おかでは、恋人たちのためにさまざまなジュエリーをご用意しております!
愛の気持ちをジュエリーに託してみてください。
私のおすすめは
シンプルだけど存在感のあるプラチナダイヤモンドリング。
永遠の愛を誓うエンゲージリングとしてもお使いいただけます。
彼女の薬指にきっと似合うはずです!
プラチナダイヤモンドリング 0.1ctUP 各¥54,000~
お互いに贈り合うならペアリングもおすすめです。
Lienはプラチナやゴールド、また純度まで幅広くお選びいただけるリングです。
マリッジリングとしてもお使いいただけます。
PT585/PT585ダイヤモンドペアリング 各¥35,640
私は、毎年自分にチョコレートを買っています。
今年こそは素敵な人から、ジュエリーをもらいたいものです・・・
(ハッピーバレンタインフェア開催!(パールフェアも同時開催!) 詳しくはイベントコーナーで!)
ガラスの宝飾品「ガレ」
ガラスの宝飾品と言われる「ガレ」をご存知ですか?
今回ご紹介するのは、現在ルーマニアで製作されている「TIPガレ」。
この度、2018年1月21日と22日、宝石おかでこの「TIPガレ」を展示させていただくことになりました。
ガレは、ガラス製のランプや花瓶で、高度な技術を駆使して表現されたまさにガラスの宝飾品と呼ばれるに相応しい工芸品なのです。
現代ガレ「TIPガレ」ランプ
現代ガレ「TIPガレ」花瓶
現在、ルーマニアで作られているガレですが、皆さん良くご存知なのは、フランスのエミール・ガレによる作品だと思います。
エミール・ガレは、1846年フランスのナンシーで陶器工場の息子として生まれました。
1889年のパリ万博には、300点余りのガラス器を出品してグランプリを獲得、一躍全世界から注目を浴びることとなりました。
1890年代のアール・ヌーヴォーの中心となったエミール・ガレは、その独創的な発想と技術によって、世界的にも非常に高い評価を得るガラス工芸品を作り出しました。
しかし残念なことに、エミール・ガレが亡くなった後、アール・デコの台頭や世界恐慌のあおりを受け、フランス・ナンシーの工房は閉鎖されるととなりました。
その後一世紀の時が流れた今日でも、エミール・ガレの作品に対する評価は変わることはなく、アンティーク愛好家たちに愛され続けています。
一方、フランスの工房が閉鎖された後、ルーマニア王室の招きにより、熟練のクラフトマン200人余りが、ルーマニアに移り住み、ガレ工房の技術や伝統を伝承しました。
現在ルーマニアでは、国をあげてガレを支援しており、ルーマニアで作られている「TIPガレ」こそ、エミール・ガレの世界を一番忠実に再現していると言われているのです。
また、これらガレの作品には、どことなく懐かしい和風な雰囲気を感じます。
モチーフもトンボなどの昆虫を始め、自然界に生きる植物や鳥、四季の風景をモチーフにした日本的なモチーフのものが多いのも特徴です。
実はエミール・ガレは1885年から3年間フランス・ナンシーに留学していた日本人画家「高島北海」に出会い、日本の文化や、美術工芸品からインスピレーションを受けたとされています。
「ガレ」が日本の家屋に合うとされているのも、このジャポニズムの影響を受けているからなのです。
私は、ガレの赤い色合いのランプが大好きです。
電燈の灯りに照らされる優しく赤いガラス・・・でもどことなく感じる力強さ。
見ているだけで心がじんわり温かくなり、目を閉じても目の奥がいつまでも温かい。
そんな赤いガレのランプに安らぎを感じます。
今回はルーマニアとの初期国交100周年を記念として、ルーマニア大使館の後援も受け、親善大使Ms.アンドレアをお招きしております。
是非皆様のお越しを宝石おかでお待ちしています。
ルーマニア親善大使 Ms.アンドレア
2018年(戌年)新春のご挨拶
2017年は宝石おかをご愛顧いただきありがとうございました。
2018年も何卒よろしく申し上げます。
シルバーパールブローチ
襟元、帽子などに着けてお使いください。
戌年の今年にピッタリの犬モチーフのブローチです。
今年の干支は「戌」。
十二支では十一番目にあたります。
干支は十二で一巡りなので、十一番目の戌年は、季節に例えると晩秋にあたると言われています。
ですから、戌年は、これまで育ててきた作物を収穫する時期。
今まで、続けてきた様々な取り組みが形になり、努力が報われるのが、戌年なのです。
犬は人間との付き合いが最も古い動物だと言われています。
オオカミを家畜にしたのが始まりとも言われ、狩猟のパートナーとして、番犬として、私達人間の暮らしを古代から支えてきたのです。
犬は安産で多産でもあることから、妊婦さんの守り神とされてきました。
妊娠5か月目の戌の日に「帯祝い」を行う風習がありますよね。
私も戌の日に腹帯を巻きました。
また、犬の姿をした犬張子の置物は、赤ちゃんがたくましく育つようにとの願いが込められています。
犬は新しい命を見守ってくれる身近な動物と考えられてきたからです。
今年、宝石おかは創業66周年を迎えます。
これもひとえに皆様方のご愛顧のおかげと感謝しております。
宝石・時計専門店としての実績と対応力でお客様おひとりおひとりに寄り添い、信頼いただける存在であり続けるように、今年もスタッフ一同一丸となって、頑張ります。
今年一年もどうぞ宝石おかをよろしくお願いします。
「今日の誕生石!」by DJ MICO スタート!
桜の便りが聞こえてくる季節となりました。
4月は新しいスタートを迎える方も多いと思います。
皆様のそれぞれのステージでのご活躍をお祈りします。
実は、私もこの春、DJ MICO として、新たな挑戦をさせていただくことになりました。
4月1日より、地元ラジオ「FMつやま」の番組で、DJをさせていただくことになったのです。
「FMつやま」は、2007年2月より、津山でミニFM放送を開始したFM局です。
FMつやま 78.0MHz
番組名は「今日の誕生石」
4月1日(土)朝8:00 スタート。
これから一年間、毎朝3分間、365日お送りします。
「いつも、あたなのおそばに・・・今日の誕生石・・・」
今日の誕生石はこんな石・・・
お誕生日を迎える方へのメッセージと、365日の石を毎日ご紹介します。
誕生石や守護石の概念は多くあります。
一番良く目にするのは、生まれ月による12の月の誕生石ですが、実は366日分の誕生石があるのですよ。
もしよろしければ、毎朝8:00より放送の「今日の誕生石」是非お聴きください。
インターネットからもお聴きいただけます。
http://www.fm-tsuyama.jp/onair/
より自分に合った素敵な石との出会いを感じていただければ・・・
心を込めて、毎朝お届けします。
2017年(酉年)新春のご挨拶
あけましておめでとうございます。
今年、2017年もよろしくお願いします。
皆様に愛されて、宝石おかも今春65周年を迎える事となりました。
これもひとえに宝石おかを支えてくださっているお客様のおかげと感謝しております。
さて、「酉年」の今年。
酉という字はあまり普段使い慣れませんが、酉とはニワトリの事を指しているのだそうです。
鳥ではないという事ですが、最近では、鳥の仲間の鳩(ハト)や梟(フクロウ)も酉年のモチーフジュエリーとして用いられています。
確かに昔から鳩は平和の象徴として、梟は昔から縁起物として人気があるモチーフです。
特に梟(フクロウ)は、不苦労(苦労知らず)、不老(不老長寿)、袋(知恵袋)とされ縁起物として大変親しまれて来ました。
酉年の今年この梟のジュエリーをご用意しました。
是非一度ご覧になってください。
縁起物の梟をモチーフにしたジュエリー。
K18ダイヤモンドリングとK18ダイヤモンドネックレス
また、十二支の酉の由来は「果実が極限まで熟した状態、熟酒(じゅくしゅ)して気の溢れる状態」とされています。
商売はもとより、学問や習い事なども成果が得られる区切りの年となる年とも言われ、運気や情報をしっかり取り入れ、より積極的に活動できる年とされています。
「酉年」の今年、より一層飛躍する一年にしていきたいと、スタッフ一同決意も新たにしております。
おひとり、おひとりのお客様のお声を大切にして、今年も心を込めて誠心誠意頑張ります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
社長は今年還暦です。
今年もよろしくお願いします
これこそGPSソーラーウオッチの醍醐味だ! SEIKO PROSPEX 白石康次郎モデル
近年、国産ウオッチメーカー各社から多数の高機能時計が開発、発表されています。
そんな中、2012年9月セイコーウオッチから世界初のGPSソーラーウオッチ「アストロン」が発売されました。
「ソーラーウオッチ」とは、光エネルギーを電気エネルギーに換えて動く時計の事で、
「GPS衛星電波修正時計」とは、電波の中でも GPS衛星からの電波を受信して、時刻を修正する機能を持った時計を指します。
「GPSソーラーウオッチ」はこのふたつの機能を持ち、文字盤に光が当たり、かつ空の見える場所であれば、正確な時を刻み続ける時計なのです。
そして今年2016年7月、SEIKO PROSPEX(プロスペックス)のラインナップに、このGPSソーラー機能を搭載した「マリーンマスター オーシャンクルーザー」が登場しました。
「プロスペックス」のラインナップは、リアルなスポーツシーンやアウトドアシーンに対応した本格機能スペシャルティ・スポーツウオッチ。
10気圧防水であった「アストロン」に比べ、20気圧防水を実現した「プロスペックス」は、まさにマリンスポーツ、特に外洋ヨットマン待望のウオッチとなったのです。
さらにセイコー社は海洋冒険家白石康二郎氏を商品開発アドバイザーとして迎え、今回「白石康次郎スペシャルモデル」が世界限定1,500本で発売されたのです。
SEIKO PROSPEX マリーンマスター オーシャンクルーザー SBED001
白石康次郎スペシャルモデル 世界限定1,500本
この記念すべき「SEIKO PROSPEX 白石康次郎スペシャルモデル」をお求めいただいた安田様から「宝石おか」にお手紙が届きました。
今回はそのお手紙をご紹介させていただきます。
お写真まで送ってくださり、ありがとうございました。
こちらが安田様。揺れるヨットの上で太陽を観測中とか・・・。
宝石おか 様
お世話になっております。安田です。
先日は「SEIKO PROSPEX 白石康次郎モデル」をお勧め頂き、ありがとうございました。
無事にヨット旅行に間に合い、大変活躍してくれました。
以前にも少しお話をしましたが、私は50の手習いで始めた外洋ヨットにはまっております。
青木ヨットスクールで様々なトレーニングを受けているのですが、
今年に入って天測航法を学んでいます。
陸地の見えない海の真ん中に居ると、自分の位置を知ることが難しくなります。
最近ではGPSで人工衛星からの電波を使って自分の位置を知るのが一般的なのですが、一方で、大航海時代から使われている天測航法という方法も密かに人気があります。
天測航法というのは、六分儀という計測器具を使って、
太陽・月・惑星・恒星などの天体の高さを測り、計算で自分の位置を算出する方法です。
天測で大切なのが、高さを測った瞬間の時間です。
太陽の高さを測った瞬間が何時何分何秒だった、という具合に秒単位で捉える必要があります。
1秒ずれるだけで、大きく計算結果が違い、海の上にいるはずが山の上にいる、なんてことになりかねません。
ですから、天文航法のときは時計の正確さがとても重要になつてくるのです。
昔の船乗りは、出航の時に合わせたクロノメーターをそれはそれは大切に扱ったものです。
今回、天文航法のトレーニングの集大成として、横須賀から三宅島まで外洋ヨットで行ってきました。
伝説のヨットマンの青木洋氏を教官として総員6名で、片道30時間走り続ける航海でした。その途中、何度も天測を行うことができました。
その時に活躍してくれたのが、先日購入させていただいたセイコープロスペックスです。
GPSソーラーのお陰で、電池切れを心配することもなく、時間が狂う心配をすることもなく、常に正確に時間が測れました。
文字盤も見やすく、夜に月や星を使って天測したときも、暗い中でしっかりと時間を見ることができました。さすが、ヨットマン白石康次郎モデル。ひとりで満足してニヤニヤしていました。
まぁ、位置測定にGPSを使わずに天測しているのに、時計はGPSというのはちょっと反則気味でしたが(汗)。
三宅島航海、四泊五日かけて無事に帰ってきました。
とても良い航海になりました。
それも宝石おかで「こんな良い時計が出るよ」と薦めて頂いたお陰です。
ありがとうございました。
これからも色々教えて下さいね。
よろしくお願いします。
取り急ぎ御礼まで。
SEIKO PROSPEX 白石康次郎モデルと六分儀。
この装置で天体の高さを計測するのですね。
(レザーウオッチフェア開催中!詳しくはイベントコーナーで!)
受け継がれる輝きの為に・・・ダイヤモンドリングのリフォーム
お久し振りです。今年の夏は暑かったですよね。
そして、リオで行われたオリンピック、パラリンピックも熱かった。
4年後の東京での開催も待ち遠しいですね。
さて、実は私、先日、テレビカメラの前でお話させていただく機会をいただきました。
生まれて初めて、ましてや突然の収録ということもあり、大変緊張しました。
岡山市のケーブルテレビ「oniチャンネル」で放映されている「おかやまグッドカンパニー」という番組で、
企業代表等の方々が、順番に自社の企業理念や若い世代へのメッセージを込めて自身の勤労観について語るというものでした。
宝石とは・・・時計とは・・・仕事とは・・・そんなお話をさせていただきました。
日頃何気なく感じている事を、改めて言葉にして皆さまにお伝えするという事は、私にとって大変良い経験になりました。
でも、自分の姿をテレビ画面で観るという事は生まれて初めてだったので、本当に穴があったら入りたいくらい恥ずかしかったです。
放映された番組は、また、この気まぐれコラムをご覧いただいている方にもご案内させていただきますね。
今回は、この番組の収録をきっかけに、私がもう一度、改めてお伝えしたいと強く感じた宝石の「リフォーム」についてのおはなしです。
宝石・時計は、今輝き、今それを身に着ける方を輝かせるものであるという事は言うまでもありません。
そしてその輝きは、今の瞬間だけでなく、時を越えて輝きます。
特に地球上で最も硬いとされるダイヤモンドは永遠に輝き続けます。
その輝きは、是非、次の世代の方々にも受け継いでいただきたい輝きでもあるのです。
お家に眠っているダイヤモンドの指輪はありませんか?
特に数十年前に、婚約指輪をいただいたおばあ様やお母様方が、今、お孫様、そしてお子様にリフォームされてお譲りになるケースが増えています。
日本で、ダイヤモンドを用いた婚約指輪が現在のように浸透したのは、1970年代にダイヤモンドジュエリーを展開している「デ・ビアス社」が「お給料の3か月分」というキャッチフレーズで放映したCMがきっかけとされています。
1980年代以降には70%以上の婚約指輪にダイヤモンドが使われるようになったとも言われているのですよ。
最近よくご相談されるのが、もう何年もはめられていないお母さま方がお持ちのダイヤモンド等の婚約指輪のお直しです。
ご自身がもう一度お着けになるにも、お譲りになるにも、まずは指にはまらない・・・サイズが合わない・・・
もし、デザインがそのままで良いという場合は、サイズ直しをおすすめします。
プラチナ、金素材のものであれば、サイズ直しが可能で、お直しの内容にもよりますが、3,000円から10,000円の範囲内でサイズのお直しが出来ます。
30年前まで主流だった「立て爪」デザインダイヤモンドリング
でもデザインが古めかしい・・・新しいデザインのものにしたいと思われるなら、指輪からダイヤモンドを外してデザインを全く変えてしまうリフォームがおすすめです。
30年以上前のデザインは、「立て爪」と言われるデザインが主流で、大きな爪で留めてあるのが特徴でした。
そのデザインはダイヤモンドをより大きく見せるデザインとして当時人気がありましたが、カジュアル思考の現在の若い方々には着け難いデザインなのです。
「ティファニー枠」デザインダイヤモンドリングと横姿の美しいひっかかりのないダイヤモンドリング
そして「一点留め」と呼ばれる爪の無いシンプルなデザインのダイヤモンドプチネックレス
いずれも今、人気のあるデザインで、全てリフォーム可能です。
可愛いデザインのプチネックレスなら40,000円位から、シンプルな指輪なら50,000円位からのご予算でリフォームが出来ます。
具体的なお値段は、ダイヤモンドの大きさや、選んでいただくデザインにもより異なりますが、お見積りは無料ですので、是非一度ご相談いただければと思います。
私は、ダイヤモンドが再び輝くという事は、最初に輝いた時代の「想い」がまた再び輝き始めるという事だと考えています。
受け継がれる輝きは単なる宝石の輝きだけではないからです。
「想い」を「かたち」に・・・
私達は「いつも・・・いつまでも・・・」宝石に込めた想いが永遠に輝くお手伝いをさせていただきます。
皆さまのお越しをお待ちしています。
(リフォームコーナーはこちらをクリック)
赤いエメラルド 宝石の幻の女王
新緑薫る5月、周囲の山々や街並みを彩る緑が眩しく感じます。
若葉の鮮やかなこの季節に春の香りを感じるのは、きっと私だけではないと思います。
太陽の光に透けるもみじの新緑が綺麗ですよね・・・
この緑の木々の中に、燃えるような赤い葉を付けた木を見かけたことはありませんか?
もしかしたらそれは、今回のおはなしに登場する赤いもみじかもしれません。
この赤いもみじは、「野村もみじ(ノムラモミジ)」という品種で、「庭木の女王」とも呼ばれています。
野村もみじは新芽から赤い葉をつけます
春から秋まで赤い葉をつける野村もみじは、春の新芽の時から落ち着いた赤い葉色をしています。
置かれた環境によっては、夏場は緑色を帯び、また秋に赤く紅葉するものもあるそうですが、一年中赤みを帯びた色をしています。
春、新芽の時から、緑色と真反対の赤色の葉つけるもみじなんて不思議ですよね。
緑の葉色は光合成をするクロロフィル(葉緑素)、赤い葉色はアントシアニンによるものだそうですが、野村もみじは、赤い色をしていても、きっと光合成をしているのでしょうね。
なんとも不思議ですよね。
ここからは、宝石のおはなしです。
緑の宝石といえば・・・
一番に思い浮かぶのは、5月の誕生石であるエメラルドです。
実はエメラルドの中には、「幻の赤」と言われる赤いエメラルドがあるのです。
赤いエメラルドと呼ばれるレッドベリルのリングです。
エメラルドは、ベリルという鉱物に属する宝石で、この仲間には淡い青色のアクアマリン、ピンク色のモルガナイト等々があることを、2013年4月のコラム「タンポポとベリル」の中でおはなししましたよね。
実はこのベリルの中でも非常に稀に、赤い色をしたベリルが産出されることがあるのです。
この赤い色はピンク色のモルガナイトと同じく、微量に含まれるMn(マンガン)によるものですが、赤いベリルは大変稀少性が高く、「レッドベリル」とも「レッドエメラルド」とも呼ばれています。
1カラット以上のものが産出されることは大変稀な為、なかなか一般的に見かけることができないほどの稀少石なのです。
一見すると、高品質のルビーのようで、専門家でも見間違うことすらあると言われています。
もし、どこかでこのレッドベリルに出会ったら、それは大変ラッキーなことかもしれませんね。
宝石の女王といえば、真っ赤な「ルビー」ですが、私は「レッドベリル」はその稀少性、その美しさゆえ、「宝石の幻の女王」というにふさわしいと思うのです。
赤いもみじと赤いエメラルド・・・
自然のなせる業って不思議ですよね。
エメラルドとレッドベリル 同じ鉱物とは思えませんよね。
受験用、就活用の腕時計とは
平成28年熊本地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
被災地の方々におかれましては、一日も早い復旧がなされますことをお祈りいたします。
今年ももう4月、久し振りのコラムとなります。
この春は、私にとっても、なにかと思い深い桜の季節となりました。
我が家の三男坊は大学に無事進学し、新しいスタートを切りました。
昨年8月に購入したGcウオッチは彼の相棒として、お受験を共に頑張ってくれました。
Gcウオッチにも感謝です。
三男の相棒として受検を乗り切ったGcウォッチ
最近、このように受験用として、就活用として、腕時計をご用意される方が多くいらっしゃいます。
試験会場には掛時計が無いこともあり、各自で腕時計を用意する必要があるからです。
もちろん、携帯電話で時間を確認することなどできませんよね。
受験用、就活用として大切なことは、きちんとメンテナンスされた腕時計であること。
止まっていたり、壊れていたり、汚れが目立つようなら、早めにお修理しておくことが大切です。
「明日が受験なのです。」と慌ててご来店される方も少なくありません。
出来れば早め早めのメンテナンスをお勧めします。
これから受験用、就活用として新しく腕時計のご購入を検討される方がいらっしゃいましたら、是非次のことをご参考になさってください。
デジタルではなく、アナログ時計であること。
ベルトはシルバー色のメタルか、黒、茶色の革ベルトが好ましいと思います。
最近では、紺の革ベルトも人気があります。
文字盤は見やすく時間が分まで読み取りやすいもの(視認性が良いもの)
ブランド名以外の文字や飾りの多いものは避けてください。
大学によっては、英単語のついた腕時計は没収されることもあるそうです。
受験用、就活用に・・・文字盤の見やすく制服やスーツにフィットするウォッチ
左:シチズン ウィッカ 右:オリエント イオ
KH3-410-11 18,000円+税 WI0081WG 19,000円+税
でも私が一番大切だと感じるのは、日頃から腕時計を身に着けることに慣れておくこと。
自分の相棒をできるだけ早く見つけておくことだと思うのです。
内緒の話ですが、我が家の三男坊、自分の相棒であるGcウオッチを着け忘れて行った受験は見事に受からなかったのですよ。
間に合わせの時計ではダメだったのでしょうね。
人生の岐路となる受験、そして就職活動。
その際にお着けになる腕時計。
その腕時計のお修理、ご購入、いずれもお気軽にご相談くださいませ。
一人でも多くの方の新しい門出のお手伝いができればと思っております。
この春、真珠(パール)のジュエリーを
私、先日「スターウオーズ/フォースの覚醒」を観に行ってきました。
3DのD-BOXで観たのですが、とっても感激、感動しました。
実は私、これまでの6作品を全て映画館で観てきている隠れスターウォーズファンなのです。
今回のヒロインはレイという、たくましくもたおやかな強い女性。
ディズニー映画でも、アナやエルサのように強いプリンセスが登場し、その強い女性像が多くの女性達の共感を得るようになってきています。
強い女性像は今の時代を反映しており、今後ますます女性の活躍の場が広がってくることを、同じ女性として嬉しく思っています。
また一方で、「ユニセックス」という言葉を良く耳にします。
近年、服装も、そして身に着けるアクセサリーさえもどんどん男女間の区別がなくなってきました。
歴史をさかのぼると、ジュエリーは支配階級の男性のものとされた時代もありましたが、そのような特別な時代を除けば基本的にジュエリーは女性を飾ってきました。
私は、女性をより女性らしく輝かせるもの・・・それがジュエリーであると考えています。
シンプルな装いに、ジュエリーをプラスするだけでお洒落な大人の女性になれる・・・
子どもと大人の装いの違いは、小物使い・・・特にジュエリーにあり・・・そう、いつもおはなしさせていただいています。
数多くあるジュエリーの中でも、この春、特におすすめしたいのは、「真珠」です。
今回は真珠、パールジュエリーのおはなしです。
アコヤパールのネックレス
多彩なテリが色の深みを感じさせます
真珠の、そのまろやかなテリ、優しい色合い、丸い形は、まさに女性を飾る為に生まれてきたジュエリーだと言っても過言ではありません。
真珠は年齢を問わず、あらゆるシーンでお使いいただける最適なジュエリーなのです。
今年成人式を迎えられた方もいらっしゃると思います。おめでとうございます。
大人の女性の仲間入りをしたら、まず必要なのが大人のジュエリーですよね。
私が、大人の女性として、一番にお持ちいただきたいと思っているのは、真珠(パール)のネックレスです。
ヨーロッパでは、お母さまやおばあさまが、二十歳を迎える娘さんにパールのネックレスを贈る習慣があるそうです。
「大人の女性になって欲しい」という願いが込められているそうですが、長い間、着物文化であった日本との文化の違いも感じられます。
ここからはあまり知られてないことですが、洋装の場合、ノーアクセサリーでは正装にならないのだそうです。
そう・・・日本古来からの着物は着るだけで正装になりますが、洋装の場合、アクセサリーを加えることによってはじめて正装になるのです。
では、どんなアクセサリーを着けたら良いのでしょう?
万能なジュエリーとして、そしてファーストジュエリーとして、まずおすすめしたいのもやはり、真珠(パール)のジュエリー、パールネックレスなのです。
真珠(パール)のネックレスとイヤリングのセット
少し大きめの8.5㎜~8㎜のサイズです
真珠は昔から、「純潔」「健康」「富」のお守りとされ、結婚式をはじめ、入園式、卒園式、入学式、卒業式、入社式等々、お喜びの席に、最もふさわしいジュエリーとされてきました。
また一方、悲しみの席で着けることを許された唯一のジュエリーは、「人魚の涙」と呼ばれ、哀悼の意を持つ真珠だけなのです。
このようにお道具としてはもちろん、また普段使いとしてもお使いいただきたい真珠(パール)ネックレス、そしてパールジュエリー。
真珠は、さまざまなシーンでお着けいただきたいジュエリーなのです。
人生の様々な節目の贈り物として、真珠(パール)ジュエリーを思い出していただければ幸いです。
例えば、成人式、ご結婚、ご出産、女性の厄年(19歳、33歳、37歳、61歳)、ご結婚30周年(真珠婚)等々に贈られる方が多くいらっしゃいます。ぜひ、ご活用ください。
ところで、私のファーストジュエリーは、成人式におばあちゃんにもらったパールのイヤリングなのですよ。
その時は、自分にはまだまだ早いように感じましたが、おばあちゃんが亡くなった今も、そのパールのイヤリングを大切にしています。
時と共に、そして時を越えてお使いいただけるのがジュエリーです。
この春、宝石おかでは、多彩なデザインと幅広いお値段でパールジュエリーを取り揃えました。
この機会に宝石おかに足をお運びいただき、是非パールの輝きを感じていただければと思います。
「春の真珠フェア」のご案内はイベントのページをご覧ください。(クリックするとイベントのページが開きます)
2016年(申年)新春のご挨拶
2015年は宝石おかをご愛顧いただきありがとうございました。
2016年も何卒よろしく申し上げます。
本年もよろしくお願いします。
2016年の干支は申(さる)。
今年は申年ですね。
動物のさるは「猿」と書きますが、干支のさるは「申」という漢字を使います。
もともと、十二支を広く理解してもらう為に、「申」に動物の猿を割り当てたという説があるようですね。
「申」という漢字は、「雷」の原字で、もともと「稲妻」を表す象形文字。
稲妻は、屈折しながらあちこちの方向に走ることから、「申」を「のびる」「もうす」という意味で使うようになったそうです。
余談になりますが、雷は昔から神が鳴らすものとされており、また、「申」に示偏(しめすへん)をつけると「神」になります。
漢字のおはなしから離れますね。
申年は「申(さる)」が「去る」とされ、「悪いことが去る」「病が去る」を連想させ、良いことや幸せがやってくる年とも言われています。
また、申年には、赤い下着を着けると病が去り、元気になるとも言われ、最近下着売り場では赤い下着が並んでいるのを良く見かけます。
宝石の中でも、赤い宝石はお守りになるとも、厄除けにもなるとされています。
2016年宝石おかの初売りは、1月3日午前11時からです。
今年の初売セールでは、赤い宝石の代名詞ともされるルビーのネックレスをお年玉価格でご案内しています。
是非、イベントコーナーの吉例初売セールも是非ご覧くださいませ。
(イベントコーナーはこちらをクリック)
猿は元気よく活発に木の上を動き回り、陽気で、明るくお茶目な印象もあります。
申年の今年、お猿さんのように元気よく、雷のように強い意思を持ち、何事に対しても明るくポジティブに進んでいきたいものです。
気まぐれコラムと宝石おか・・・
今年もよろしくお付き合いくださいませ。
サントノーレ130周年記念限定モデル
「アートコード タワー エッフェル」
1885年、時計師ヴィクトラン・フレザード氏がパリ・サントノーレ通りに時計工房を開いたことからスタートしたサントノーレ。
サントノーレは伝統と革新をモットーに、世代を超えて時計作りを継承し、デザインをフランス・パリで、時計の製造をスイスで行うというスタイルを築きました。
洗練されたデザインと、長い伝統で培われた高い品質を共に実現する時計メゾン、サントノーレ。
今年、サントノーレは創業130年を迎えます。
今回は、130年目のアニバサリーイヤーを迎えるサントノーレの限定モデル「アートコード タワー エッフェル」のおはなしです。
エッフェル塔とコラボレーションした130周年記念限定モデル「アートコード タワー エッフェル」
サントノーレは今年、フランス・パリの象徴とも言えるエッフェル塔とパートナーシップを結びました。
130周年記念限定モデル「アートコード タワー エッフェル」のベゼルには、このエッフェル塔の鉄骨が用いられており、ヨーロッパをはじめ、世界各国で話題になっているのです。
エッフェル塔は、1988年に、ギュスターヴ・エッフェル氏の設計により、パリ万国博覧会とフランス革命100周年という2つの出来事を同時に記念して建造されました。
以来、エッフェル塔は、324mの高さでパリの街にそびえ立ち、年間700万人もの観光客が訪れる、世界で最も人が訪れた歴史的モニュメントなのです。
エッフェル塔、素敵ですね。(撮影:2014年11月19日 岡家長男撮影)
エッフェル塔のスチール(鉄材)をサントノーレウオッチに・・・
実は、この130周年記念限定モデル「アートコードタワーエッフェル」のベゼルには、エッフェル塔のスチールが使われているのです。
エッフェル塔が建設された19世紀当時、フランスの建築の主流は石造建築でした。
伝統の石造建築にこだわる人々と、新たな時代を作ろうと鉄骨建築を模索した人々が交錯した時代・・・
いわばエッフェル塔は石造から鉄骨造へと転換していった時代のモニュメントでもあります。
サントノーレは、現在改修工事中のエッフェル塔から鉄骨の一部を譲り受け、その稀少でもあり歴史的な意味をも持つスチールを再加工してベゼルを作り出したのです。
エッフェル塔をモチーフにした時計は、これまでもいくつかのブランドで発表されてきましたが、エッフェル塔そのものの素材を実際に取り込み、ウオッチに採用したモデルは、この「アートコードタワーエッフェル」が世界初となるのです。
実際のエッフェル塔の鉄材です。(撮影:「THE PLACE of TOKYO」にて)
その特別なベゼルは、ライトブラウンの色合いに仕上げられ、エッフェル塔の特徴的な「クロワジヨン(交差)」模様が施されています。
このエッフェル塔のアーキテクチャ(構造)を思わせるレリーフ(浮彫細工)は、ベゼルだけでなくダイヤル(文字盤)、リューズ、ムーブメントのローター、ストラップのバックルといったさまざまなパーツにも取り入れられています。
時計の中心部分からは自動巻きムーブメントの歯車も見ることができ、「アートコード タワー エッフェル」は、フランスの象徴であるエッフェル塔の世界観を見事に表現しています。
(下の画像をクリックすると「You Tube」の動画が再生されます。音楽も再生されますので音にご注意ください。)
「アートコード タワー エッフェル」の日本でのお披露目会は、東京タワーの真下の「THE PLACE of TOKYO」で行われました。
日本でエッフェル塔に一番似ている所といえば、東京タワーということだったそうです。
真下から見上げる東京タワーは大迫力。
いつも、遠くから何となく見ていた東京タワーの印象とは全く異なりました。
エッフェル塔にも、東京タワーにも、長い長い歴史があり、多くの方々のたくさんの想いで溢れているのだと感じました。
ライトアップされた東京タワーの真下から
また、この「THE PLACE of TOKYO」で、世界初公開されたのが、「アートコードタワーエッフェル」のレディスモデルです。
メンズモデルと同様に、ベゼルにはエッフェル塔のスチールが用いられ、「鉄の貴婦人」の異名を取るエッフェル塔にふさわしい、エレガントで独創的な仕上がりとなっています。
レディスモデルにも、自動巻きムーブメントが搭載されており、機械式ウオッチを愛する女性には、大変魅力的なモデルです。
何を隠そう私も、この「アートコードタワーエッフェル レディ」にとても惹かれます。
凛としたフォルムはまるでエッフェル塔さながら、今を生きる強くてしなやかな女性におすすめしたいウオッチです。
左側レディス:SN79704017GAEF ¥380,000+税 右側メンズ:SN88004017GAEF ¥380,000+税
「アートコード タワー エッフェル」には、エッフェル塔運営会社(SETE)の署名が入った証明書が付属し、メンズ、レディスともにそれぞれサントノーレの創業年にちなんだ1,885本の世界限定となっています。
時計にご興味のある方もない方も、エッフェル塔にご興味のある方もない方も、是非「アートコードタワーエッフェル」に会いに来てください。
サントノーレ、そしてエッフェル塔の歴史の重みを身に着ける醍醐味を感じてください。
サントノーレ社CEOオリヴィエ・ビロー氏と
(宝石おかはサントノーレの正規取扱店です)
Happy Halloween
宝石おかのハロウィン当日は・・・
10月31日のハロウィン当日は大盛り上がり。
お客様と一緒に、昼間のハロウィンを楽しみました。
宝石おかの大人のお客様への 「Treat(おもてなし)」 はお花。
子どもさんへのおもてなしのお菓子の代わりに、大人のお客様にはお花をプレゼントしたのです。
シクラメンは明日から始まる冬を感じさせる花。
冬中、お客様の側で咲き続けて欲しいと思います。
色とりどりのシクラメン。どの色がお好きですか?
是非来年も・・・というリクエストにお答えして、もう来年のハロウィンを企画中!
来年は、このコラムをお読みのあなたも、是非、宝石おかでハロウィンをお過ごしくださいませ。
ご来店されたお客様とパチリ!
Happy Halloween
宝石おかのハロウィンは「Trick and Treat」
今年もハロウィンの季節が近づいてきましたね。
お店のウィンドウも、オレンジ色のジャック・オー・ランタンに彩られて、何だかほっこり温かい気持ちになります。
私の子どもの頃は、あまり馴染みのなかったハロウィンですが、近年ますます、ディズニーリゾートはもちろん、各所でハロウィンのイベントが盛り上がっていますよね。
宝石おかでも、カボチャにペイントして、店頭に飾っています。
10月中はこのカボチャ達がご来店いただいた方々をお迎えします。
ぜひ、お立ち寄りくださいませ。
いらっしゃいませ!
なんとなく知ってるようで、なんとなく知らないハロウィン。
今回は、ハロウィンのおはなしです。
ハロウィンは10月31日に行われる、古代ケルト人が起源とされるお祭りで、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いがあったそうです。
ケルト人は紀元前、中央アジアの草原からヨーロッパに渡来した民族です。
ケルト人は一年の終わりを10月31日とし、この夜は、夏の終わりと冬の始まりを意味しており、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたのです。
実はこの時、死者の霊と一緒に、悪霊や魔女が出てくると恐れられ、これらから身を守る為に、人々は仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたのです。
現代では、特にアメリカではハロウィンは民間行事として定着し、このような宗教的な意味合いはほとんどありません。
ハロウィンといえば、カボチャの中身をくりぬいたジャック・オー・ランタン。
子ども達がお化けや魔女に仮装して、家々を訪ねてお菓子をもらう・・・そんな光景を良く目にしますよね。
「Trick or Treat.(お菓子をくれないといたずらするぞ。)」と言って家々を回ってお菓子をもらう子ども達。
「Trick or Treat.」 直訳すると、「いたずらか、おもてなしか」ということになりますが、子どもをもてなすという意味で、お菓子をあげるということになったようですね。
今年の宝石おかのハロウィンは 「Trick and Treat.」
10月31日㈯、ハロウィン当日は、仮装した私達が、皆さまをお迎えします。
左からなっちゃん・私・美香ちゃんです
この仮装が、宝石おかの 「Trick(いたずら)」。
宝石おかの 「Treat」 は、大人のあなたへの 「Treat(おもてなし)」。
「Trick and Treat.(いたずらも、おもてなしも。)」
是非とも、10月31日㈯は宝石おかにお越しくださいませ。
普段着、お仕事着、ドレスアップ、もちろんコスプレも大、大歓迎です。
「津山市プレミアム商品券さくら」で腕時計
「津山市プレミアム商品券さくら」は、津山商工会議所で発行された商品券で、
10,000円で12,000円分のお買い物のできる商品券。
1,000円の商品券が12枚綴りの冊子になっており、ひとり5冊まで購入する事ができました。
商品券の発行総数は5万冊、購入希望者も多く、応募ハガキでの抽選となりました。
我が家は5人家族。
5人分応募して、4人分20冊分のプレミアム商品券を購入できました。
皆さんはいかがでしたか?
5冊分の「津山市プレミアム商品券さくら」
これで60,000円分のお買い物が出来ます。
もちろん、宝石おかも、この「津山市プレミアム商品券さくら」の取扱店に加盟しています。
使用期間は8月1日から12月31日まで。
期間限定ですから、忘れずにお使いくださいね。
さて、我が家のプレミアム商品券さくらですが、まず、高校三年生の三男坊の腕時計を購入することにしました。
彼はまだ、自分用の腕時計を持っていなかったのです。(時計屋の息子なのに・・・)
彼のチョイスはGcのテクノクラスコレクション。
品番:X81005G5S 価格:\76,000+税
Gc(ジーシー)ウオッチは、「Smart Luxury (スマートラグジュアリー)」をコンセプトに展開しているスイスのウオッチブランド。
デザインを監修するのは、グローバルなライフスタイルを提案するブランドであるGUESS (ゲス)のCEO兼クリエイティブディレクターのポール・マルシアーノです。
スイスのクオリティと洗練されたデザイン、そのコストパフォーマンスにより、日本でも人気急上昇中のウオッチブランドです。
Gcのテクノクラスコレクションは、クラシカルなラウンドケースに縦の配列が印象的なクロノカウンターを組み合わせた、洗練されたデザインのクロノグラフウオッチ。
ケース径44㎜というビックケースにも関わらず、レザーのストラップが腕へのフィット感を感じさせ、腕時計初心者の三男でも装着しやすいようです。
このGcを相棒に、お受験を頑張ってもらいたいものです。
そして私もプレミアム商品券さくらで腕時計を購入。
私は、Gcのミニシックコレクションをチョイスしました。
ケース径28㎜のシックなレディースモデルです。
10気圧防水でありながら、ストラップはハイテクセラミックを使用、ダイヤルもMOP(マザーオブパール:白蝶貝)というセレブ感あふれる仕上がりなのです。
品番:X7007L1S 価格:\64,000+税
今年の夏は白い腕時計に大注目です。
ひときわ厳しく感じる今年の日差しに、白い時計はよく映えると思いませんか?
実は、私はひとりこっそり喜んでいるんです。
私が購入した腕時計が、息子と同じブランドであることに!
息子には内緒ですよ。
ここでちょこっと宣伝を。
宝石おかでは、他にも、宝石等、魅力的な商品を多数ご用意して皆様のお越しをお待ちしています。
「津山市プレミアム商品券さくら」、是非、宝石おかで、お使いくださいませ。
この夏はお得なキャンペーンも盛りだくさんですよ!
(キャンペーンはこちらをクリック)
もちろん、さくらをお持ちでない方もこのキャンペーンを楽しんでくださいね。
ご来店、お待ちしています。
夏に輝く琥珀ジュエリー
今年の夏も暑くなりそうですね。
夏の日差しはギラギラと刺すように強く、女性としては紫外線が大変気になる季節です。
女性の敵ともいえる太陽の光、その夏の日差しに映えるジュエリーは?と聞かれたら、
私は迷わず、「琥珀(コハク)です。」とお答えします。
琥珀は大変軽く、使い易いジュエリーで、一年を通じて気楽にお使いいただけます。
でも、私が特におすすめしたいのは、この強い日差しの降り注ぐ「夏」なのです。
琥珀は強い光を浴びれば浴びるほど、さらに強く輝きます。
今回のおはなしは、夏の日差しに映える琥珀ジュエリーのおはなしです。
琥珀(英:Amberアンバー)は樹木の樹液の化石で、主にリトアニア共和国などのバルト海周辺で産出されます。
樹液の化石というと、松ヤニのようにも思われがちですが、松の樹液は化石化することはなく、琥珀は杉などの針葉樹林、マメ科などの広葉樹林の樹液が化石化したものなのです。
琥珀には偶然、昆虫や植物が混入して固まったものもあり、これは、「虫入り琥珀」として珍重されています。
映画「ジェラシックパーク」では、数千万年前に琥珀に閉じ込められた昆虫のDNAを取り出すという場面がありましたが、そんなことは実際には不可能なようですね。
一般的に「琥珀色」とはウィスキーのような色をさしますが、宝石としての琥珀には200種類以上もの色があると言われています。
黄金糖のような鮮やかな飴色、黄金色に耀くハニー色、コニャックウィスキーよりも深い赤色・・・
それら全てが琥珀の色なのです。
落ち着いた色合いの琥珀のロングネックレスは日本女性の肌を引き立てます
さらに最近、緑、青、赤といった、より鮮やかな色の琥珀が注目されています。
「カリビアン グリーン アンバー」と言われる緑色の琥珀、紺碧の青空を連想させる「アッズーロ ブルー アンバー」、そしてルビーの赤より赤い「ルビー レッド アンバー」
いずれもリトアニアからの輸入で、デザインのバリエーションも豊富です。
落ち着いた緑と青の琥珀も太陽の光で華やかに。光と色の濃淡のニュアンスが素敵です。
この深い赤色は女子力アップのパワーがあるとか。是非お手元に。
これらの琥珀はダイヤモンドやルビーなどの冷たく鋭い煌めき(きらめき)方とは異なり、優しく温かみのある輝きを放っています。
その琥珀の輝きは、室内光より、強い太陽光が当たる方が、より一層強く輝くように私には感じられます。
ダイヤモンドやルビーなどの宝石が岩石(無機質)なのに対して、樹木由来の琥珀は、有機質系の宝石。
それゆえ、琥珀の輝きには、太陽の温かみと生命の躍動を感じるのかもしれませんね。
古来、ヨーロッパでは琥珀をプレゼントするとことは、幸福を贈るとされ、長年の秘めた愛が叶うと言われています。
また、結婚10年めは琥珀婚とも呼ばれ、琥珀を贈る風習もあります。
琥珀はプールサイドや海はもちろん、街でのショッピング、少しフォーマルなお食事などにもマッチします。
是非、この夏、太陽の光に輝く琥珀ジュエリーの煌めきを身に着けてください。
ハーキマー・クオーツの水晶パワーとは・・・
アメリカのニューヨーク州ハーキマー地方からのみ産出する水晶、「ハーキマー・クオーツ」は、
結晶の両端が尖っており、輝きが強く、ダイヤモンドのように見えるため、「ハーキマー・ダイヤモンド」と呼ばれています。
原石を研磨し、カットを施して、はじめて輝くダイヤモンドに対し、ハーキマー・ダイヤモンドは原石の状態から輝きを放つため、時には、「ダイヤモンドより貴重」とも言われます。
ハーキマー・ダイヤモンドは、鉱物的にはもちろん水晶ですが、通常の水晶とはかなり違うエネルギーを持つとされます。
ハーキマー・ダイヤモンドはその形から、「種(たね)」を連想させます。
それは希望の種であったり、才能の種であったり・・・
そのパワーは、人生の花を咲かせるエネルギー。
また、ハーキマー・ダイヤモンドは、「ドリームクリスタル」とも呼ばれています。
この石を持つと、夢の実現を助けてくれたり、夢の中で気付きをもたしてくれると言われているのです。
ハーキマー・クオーツ
私が、ハーキマー・クオーツ・・・そう・・・私はあえて「ダイヤモンド」ではなく「クオーツ」と呼びますね。
その方が、パワーストーンらしいと、感じるからです。
私がハーキマー・クオーツに出会ったのは、あるバイヤーの方のご紹介でした。
「ハーキマー・クオーツを持つと災難から逃れられる」
そう、その方はハーキマー・クオーツを持ち歩くようになってから、災難らしい災難にも会わず、ましてや雨にも降られたことがないと言われるのです。
前回もおはなししましたが、私は自他ともに認める雨女。
そのハーキマー・クオーツのパワーが借りれるなら・・・
そう、確かに晴れたのです!
春の富士山は神々しく輝き・・・
だって、私はハーキマー・クオーツを持っているのですもの!
出張中の東京は気持ち良いほど晴れ。
でも、私のいない岡山はずっと雨。
そして帰りの日も、岡山は大雨。
その為、羽田発岡山行きの飛行機は、「霧の為引き返すことがあります」という条件付きのフライトになってしまいました。
出発の日の朝、岡山空港を覆っていた霧は、その後の大雨により、かなりの濃霧状態になっていたのです。
大丈夫。ハーキマー・クオーツが守ってくれる。きっといつものように着陸できる。
飛行機は45分以上岡山空港の上空を旋回し、その間、何度も着陸にトライしました。
大丈夫。着陸出来る。大丈夫。
やがて、機長の放送が機内に響きます。
「地上60メートルのところまで降下しましたが、滑走路が確認出来ない為、本機は羽田空港に戻ります。」
えっえ~~!?
そうなのです。
ハーキマー・クオーツは、災難、霧を避け、晴れた東京へと私を向かわせたのでした・・・
出張中の東京は気持ち良いほど晴れでした。
それはまさしく、ハーキマー・クオーツのパワーなのかもしれません。
岡山空港に着陸出来なかった事は災難なのか・・・
霧の岡山を離れる事が、ハーキマー・クオーツのパワーなのか・・・
さて、どうなのでしょう。
あなたはどう思われますか?
そして、もし、あなたもこのハーキマー・クオーツのパワーを手に入れたい。
そう思われたら、是非とも、宝石おかにご相談ください。
春の富士山
久し振りの東京出張。
今回は富士山の写真を撮りたい。絶対撮りたい。
実は私がいつも座るのは通路側。
それは先を急ぐ気持ちからと、飛行機は乗り慣れてる感を演出したいからなのですが。
でも今回は、富士山の写真を撮る為に、いつもは座らない窓際の座席を予約したのです。
おまけに私は、雨女。
私が動く日は決まって雨が降るのです。
自称晴れ女の実家の母からも、出張のたびに「又、雨ね・・・気を付けて行ってらっしゃい。」と笑われる。
でも、仕事だから・・・雨がふってもいいのと思っていたのですが・・・
今回は、晴れて欲しい。
今回も天気予報では、雨。
でも、今回はきっと晴れる。
だって富士山の写真を撮るんだもの。
岡山空港は霧が出ているものの、穏やかな天気です。
いってきます。
岡山空港
離陸後の地上の写真も撮りたい。
昨年2014年9月から、電波を発信しない電子機器の使用が出来るようになったので、離陸直後の地上の写真を撮りたいと常々思っていたからです。
岡山空港の周りの山々も黄金色に耀いて。
でも、なんて霧の多いこと。
こんなに霧が多いと感じたのははじめてでした。
まさか、この霧に悩まされるとはこの時は想像もしていませんでした。
霧の岡山
霧の岡山
飛行機は、東京へ。
私の願いは通じ、朝陽を浴びて輝く富士山に会えました。
遠くに富士山を望む
春の富士山
春の富士山は頂に雪を冠して、最高に美しい。
もう、感激です。
今日も良い出会い、良いジュエリーに出会えますように・・・
今日のコラムはここまでです。
次回は霧に悩まされたお話しを・・・。
楽しみにお待ちください。
白い雪に、白いジュエリーと白い腕時計
毎日寒い日が続きますね。
先日の雪で津山市の中心に位置する鶴山公園も真っ白になりました。
白、白、白…まるで白い花が一面に咲いているみたいでしょう?
鶴山公園の雪景色、東側からの撮影です。
「梅春(うめはる)」なんて言葉を聞くと、そろそろ春のファッションが気になる季節ですね。
梅春とは、主に服飾業界の用語で、
春の到来が近い冬の終わり向けのファッションのことをいいます。
厚手の生地ながら、春らしい明るい色使いの組み合わせが多いのが特徴なのです。
お洒落に敏感な方は、そろそろ梅春そしてその先の春のコーディネートにしたくなりますよね。
でもまだまだ寒い日は続きます。まだまだ雪も降ります。
分厚いコートに暖かいお洋服はなかなか放せません。
なんとか春のテイストを取り入れたい…春を先取りしたい…
そんな今の季節に、一番のおすすめは、白いジュエリーと白い腕時計です。
顔周り、腕元、手先に白を取り入れると、それだけでぱっと明るい印象になりますよ。
この春、白いジュエリーの中でも特におすすめなのは、パールのネックレスです。
パールのネックレスは冠婚葬祭用のアイテムのように思われがちですが、最近はデイリーに使われる方が増えてきました。
ショート丈のパールのネックレスは、顔周りをぐっと明るい印象にしてくれ、
最近大注目のロング丈のパールのネックレスは、お洋服の印象さえ、明るい春の雰囲気にチェンジしてくれます。
ショート丈とロング丈を一緒にお使いになるのもゴージャスでありながらカジュアルなコーディネートですよ。
次におすすめなのは、白い腕時計、タグ・ホイヤーのフォ-ミュラー1レディ スティール&セラミックと、サントノーレのワールドコードレディです。
WAH1211.BA0861 SN76110671BYD
白いセラミックは純白な光沢を放ち、ステンレスとの相性も抜群です。
冷たい印象のあるセラミックですが、温かさを感じるのは、焼いて作られるというその工程からでしょうか?
ご存知の通りセラミックはスペースシャトルの外装に使われている素材で、傷つきにくいのも特徴です。
また、白いセラミックは、革や、ウレタン製の白色のベルトに比べて、汚れがつきにくいのも魅力のひとつかもしれません。
私は、自分用の腕時計の革ベルトを黒色から白色にチェンジしました。
一足先に春を感じたい…
まずは白い指し色から、はじめてみてはいかがですか?
今年の春は白色コーディネートに大注目です。
革ベルトの印象でこんなに変わるのですよ。
2015年(羊年)新春のご挨拶
2014年は宝石おかをご愛顧いただきありがとうございました。
2015年も何卒よろしくお願い申し上げます。
本年もよろしくお願いします。
2015年の干支は「未(ひつじ)」。
今年は羊年です。
羊は、去年の干支である馬と同じく、古来から人間と馴染みの深い動物です。
常に群れで行動している羊には、単独で行動するイメージはありません。
羊は家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らすことを意味しているのです。
風水においても、羊は「人脈」の象徴。
しっかりとした信頼関係を築きたい・・・
そんな方こそ、今年は羊のパワーを感じてみてください。
宝石おかの初売セールでは、先着10名様に本水晶の羊の根付をプレゼントします。
水晶には生命力が宿ります。
ちなみに「美」という文字は羊に由来し、成長した大人の羊の美しさを表しているそうです。
大きな羊と書いて「美」。
羊は「美」の象徴なのです。
「美は一日にして成らず」とか・・・
未(羊:ひつじ)年の今年・・・
家族はもとより、人との関係を大切にし、そして美を追求する。
今年はそんな一年にしたいと思います。
気まぐれコラムと宝石おか・・・
今年もどうぞよろしくおつき合いくださいませ。
赤い宝石たち
今年の紅葉は、とても綺麗でしたよね。
朝晩が、ぐっと冷え込んだことも影響したのでしょう。
津山市の中心に位置する鶴山公園の紅葉も、今年は特に色鮮やかに感じました。
白い石垣に映える赤い紅葉は、まさに心奪われる「赤」です。
鶴山公園東側の紅葉
赤い色は、私たちの心を高揚させてくれます。
あれ?洒落みたいになってしまいましたね。
赤い色…赤い宝石といえば…今回は赤い宝石のおはなしです。
プラチナルビーダイヤモンドリング 奥底から赤く輝くルビーに心奪われます
赤い宝石の代表は、やはりルビーです。
実は、赤い色のルビーと青い色が代表的なサファイヤは同じコランダムに属し、宝石としての特性もまったく変わりがありません。
コランダムはアルミナ(酸化アルミニウム)の結晶で、含まれている成分によって色が違ってきます。
このうちの赤い色のものだけがルビーとされ、あとは全てサファイヤとなるのです。
ルビーの赤い色は微量に含まれるクロムによるもので、ルビーの赤い色のもとになっています。
ルビーという語はラテン語の「赤」を意味する「ルベウス」からきており、14世紀頃から広く使われ始めました。
ヨーロッパでは、ルビーの「赤」は太陽の象徴と考えられ、それを持つ人に慈悲と勇気と威厳をもたすものと信じられていました。
また、みなぎるばかりの生気の強さと感じさせる強烈な色合いから、不死鳥(フェニックス)の生まれ変わりともされて、多くの人がルビーに熱い想いを寄せていたのです。
そんな宝石の女王とされるルビーに実に良く似た赤い宝石もあります。
まずその筆頭とされるのがレッドスピネルです。
ルビーより、クリアーで真っ赤な色、ネオン感あるキリっとした「赤」が美しい宝石です。
K18YG/プラチナレッドスピネルダイヤモンドネックレス 澄んだ赤に吸い込まれそうです
色が大変多彩なスピネルですが、赤いスピネルは時としてルビーによく間違えられてきました。
スピネルの稀少性はコランダム宝石よりもずっと高いのですが、なぜかルビーの影に隠れてしまいがち。
あのイギリス王室の第一公式王冠に用いられている赤い宝石は、長い間ルビーとされてきましたが、実は鉱物的にはこのレッドスピネルだった・・・ということは有名なおはなしです。
その大きな宝石は「黒太子のルビー」と呼ばれ、燃えるような真紅の色をまとって多くのイギリス王族とともに栄光の時代を駆け抜けてきたのです。
K18YGルべライトリング 大変珍しいハート型のルべライトです
K18YG/プラチナルべライトダイヤネックレス 大きな「赤」は存在感大です
次は、まさに「ルビーみたいな」という語源から「ルべライト」と呼ばれている赤い宝石をご紹介します。
正式には「ルべライトトルマリン」といいますが、実は赤い色のトルマリンなのです。
11月の誕生石であるピンクトルマリンはピンク色ですが、さらに赤い・・・そう、完全に赤いものだけが「ルべライト」とされます。
時としてルビーと見間違えらるルべライトは、ルビーより大粒が取れやすいのも特徴です。
その為、こんな華やかな「赤」にも出会えることがあるのですよ。
K18WGガーネットダイヤリング 深い赤がシンプルなデザインに映えます
ハート型のガーネットのルース これからピアスになるかも・・・
そして、ルビーより濃い「赤」を持つガーネット。
ガーネットはルビーとは色合いが異なるため、ルビーと間違われることはありませんが、ガーネットの「赤」はルビー以上の深い輝きを放ちます。
今年の1月30日掲載のコラム「誕生石をご存知ですか?」の中でご紹介したように、ガーネットはざくろに似ていることから「ざくろ石」と呼ばれています。
深い赤は身に着けるだけでなく、見ているだけでも癒されるのはこの深い赤色のせいでしょうか?
赤い宝石、ルビー、レッドスピネル、ルべライト、ガーネット・・・
私には、ガーネットの色合いが一番似合います。
それは、深い「赤」が、私の肌に一番映えるからです。
私たち女性は口紅の微妙な「赤」の違いを使い分けるように、宝石の「赤」の違いも見分けられるものです。
あなたに似合う「赤」があるはず。
ぜひ赤い宝石たちの「赤」の違いを感じてくださいね。
あなたも前田典子さんになれる…「サントロぺ スタイル」新登場
自分流の美しいスタイルを貫く孤高のブランド「シャリオール」
シャリオールは、1983年、フィリップ・シャリオール氏によってスイス・ジュネーブに設立されました。
彼のデザインの中でも、最も特徴的とされるのが、幾本もの細い金線を束ねて糾い(あざない)、それをさらに束ねて糾い作られたケーブルブレスレット。
フィリップ・シャリオール氏が、ヨーロッパ最古の芸術職人といわれるケルト民族の伝統工芸であるツイストケーブルにインスピレーションを受け、生まれたものです。
その中でも、1989年の発表以来、世界中で愛され続けているシャリオールのブレスレットウオッチ「サントロぺ」
サントロぺは、地中海に面した南フランスの高級リゾート地。
サントロぺウオッチは、その名のとおり、華やかな南フランスの雰囲気を纏い(まとい)、昼のビーチサイドにも、夜のドレスアップにも映えるヒットコレクションです。
また、その特徴であるケーブルブレスレットは、地中海の港に停泊する船のロープやチェーンを彷彿させ、その存在感は手元を華やかに演出します。
先月、東京天王洲アイルで、2014年秋冬の新作モデル「St-Tropez Style(サントロぺ スタイル)」のセレブレーションパーティーが開催されました。
サントロぺを連想させる海辺でというコンセプトから選ばれた天王洲運河沿いのレストランは、まさに高級リゾート地の香りが・・・
天王洲運河沿いのレストラン
今回来日したシャリオール氏の長男であるアレキサンダー氏による新しいコンセプトからなる「サントロぺ スタイル」の最大の魅力は、
その日の気分やスタイルに合わせて、ブレスレットチェーンとブレスレットチャームが自由に付け替えできること。
カジュアルでありながら、ジュエリーウオッチの魅力にあふれ、アレンジ可能なブレスレットで何通りもの違う表情を楽しめる「サントロぺ スタイル」。
私は、この「サントロぺ スタイル」の原型である「サントロぺ30」を長年愛用しており、今回も着用していきました。
私のタイプはチェーンもチャームも取り外せないのです。
ああ、なんて残念なのでしょう・・・
付属するチェーンは2種類、チャームは4種類
こんな感じに付け替えできます
今回、「サントロぺ スタイル」のアンバサダーとなったのは、モデルの前田典子さん。
前田さんのお気に入りは少し小さめの24.5㎜のサントロぺ。
ダイヤ入りで、ブレスレットチェーンはピンク色のものをご愛用とか。
シャリオールの「サントロぺ スタイル」のアンバサダーの前田典子さん
凛とした彼女のライフスタイルが大好きです
「マエノリ」の愛称で人気を集めるファッションモデル前田典子さんは、同じ主婦としても、そして同じ男の子を持つ母としても、親近感も感じ、憧れていた女性です。
「お揃いですね・・・」と私に声をかけてくれた前田典子さん。
記念にパチリ・・・
同じポーズでいいですか?
素敵な前田典子さんに少しでも近づけますように・・・
サントロぺを着ければ、きっと誰でも前田典子さんになれる・・・
そんな魔法にかかった「サントロぺ スタイル」のパーティーでした。
エマーユジュエリー
「エマーユ」をご存知ですか?
「エマーユ」はフランス語。日本でいう「七宝焼き」です。
フランスの「エマーユ」…何だかとっても高貴で優美な響きですよね。
エマーユは金属工芸の一種で、金属板の上にガラス状のものを溶かして焼き付けたものです。
様々な粉末状のガラスを用いて、各色ごとに絵付けと窯入れを交互に繰り返し、高温で焼いていきます。
下地をかけるところから、最終段階の髪の毛一本一本、眉、瞳を描くところまで、何工程もの作業に熟練した技術と、長い時間がかかります。
その為、エマーユは『人間が創りだした宝石』と例えられているのですよ。
K18WGエマーユブローチ
鮮やかな色彩と、潤んだ光沢に目を奪われます。
初期のエマーユのモチーフには、宗教上の人物の肖像が描かれていましたが、やがて優美な女性像へと変化し、
特に19世紀アール・ヌーヴォー様式の幻想的な女性を描いたものが圧倒的に人気を呼び、そのスタイルが今日まで受け継がれています。
またエマーユは、貴族や王朝の女性の肖像画として、創られていたとも言われています。
エマーユはその色彩が長い時を経ても変わらないことから、愛する女性の姿を永遠に残したいという人々の強い想いまでも感じ取れますよね。
K18WGエマーユダイヤモンドネックレス
猫の毛一本一本の繊細さが見事です。
芸術品として価値の高いエマーユは、宝石箱や家具にその多くが施されてきましたが、
身に着けれる装飾品としてのエマーユもあるのです。
先日、店内で、これらエマーユを用いたジュエリーの展示を行いました。
写真の猫のエマーユは、白と黒を基調とした大変珍しい一品です。
蒼い瞳はいったいどこを見ているのでしょう…
身に着けるだけでなく、いつまでも見ていたくなるエマーユジュエリー。
人間が創りだした宝石…その名がふさわしいエマーユはこれからも輝き続け、私達を魅了するのです。
ペリドットは太陽の石
8月の誕生石をご存知ですか?
8月の誕生石はペリドット。
黄緑色の美しい宝石です。
今回は、ペリドットのおはなしです。
ペリドットの美しいオリーブグリーンの色合いは、太陽の光を浴びて輝く草原の黄緑色。
7月の真っ赤な太陽が、8月になると黄金の輝きに変わることから黄金色に輝くペリドットが8月の誕生石に選ばれたともいわれています。
ペリドットのルース(裸石)
古代より、ペリドットは「太陽の石」として崇拝されてきました。
古代エジプトでは、太陽神を国家の象徴としていたことから、まばゆい黄金色のペリドットは特に好まれました。
古代エジプトが所有していた島で産出されたペリドットは、ファラオたちの王冠や装飾品にほどこされてきたのです。
現在でもペリドットは、エジプトの国石となっています。
ペリドットは、「カンラン石」という鉱物の結晶です。
このカンラン石は、地球内部のマントルに多く含まれている物質からできていて、その多くが火山の近くで産出されます。
つまりペリドットは、地球の主要な成分から成り立っているのです。
ハワイ島には「グリーン・サンド・ビーチ」というペリドットを含んだ緑色の砂浜があるのですよ。
ハワイ島の最南端に位置し、その名の通り、グリーンの砂が敷き詰められたような砂浜で、1時間も歩かないとたどりつけない秘境の砂浜です。
一度でいいから、行ってみたい所なのです・・・・。
おはなしがずれましたね。
地球の主要な成分からできたペリドットですから、地中にたくさんあって、お値段もお手頃な印象があります。
しかし地中にあるペリドットは、溶岩に運ばれて地表に出るため、その時の急激な減圧により小さく砕けてしまうのです。
そのため、宝石として品質の認められる大粒なペリドットは、少し高価なものになってくるのです。
日本でも北海道や東北地方でペリドットが採れます。
残念ながら、日本産のペリドットには宝石としての品質はありません。
実は、津山盆地にもペリドットを含んだカンラン石があるのですよ。
津山盆地には、小高い丘がいくつもあります。
丘の頂上付近でみつかるカンラン石には、5㎜程度の、飴色のペリドットが含まれているそうです。
キラキラして綺麗でしょうね。
ペリドットの含まれた岩石を探しに行きたいですね・・・。
またまたおはなしがずれました。
ところでペリドットは屈折率が高いため、キラキラと強く輝き、昼と夜の輝きの違いが少なく、むしろ夜は他の宝石に比べて輝いて見えます。
そのため、ペリドットは「夜のダイヤモンド」とか、「イブニング・エメラルド」とも呼ばれています。
光のない夜、ペリドットはダイヤモンドより輝き、エメラルドより深い緑色に見えるのかもしれませんね。
それは、ペリドット自身が光を放っているから。
ペリドットは太陽の石。
太陽のパワーを持つペリドットは、あたなにきっと太陽の光のような強く明るい力をもたらせてくれるはずです。
ポジティブに生きたい、そんなあたなに着けて欲しいペリドット。
誕生石にあたらないあなたにも是非おすすめです。
ゴールドとの相性が良いペリドット。 いつも側におきたくなるリングです。
トゥールビヨンのおはなし
振り子(ふりこ)が一定の周期で揺れる性質を等時性(とうじせい)といいます。
この法則を発見したのは、皆さんも良くご存知のガリレオ・ガリレイ。
1583年のこと。
当時20歳前だった若きガリレオが、ピサの大聖堂でランプが揺れるのを見て発見したと言われています。
時計は、この等時性の原理を応用しているのです。
振り子はその長さが一定であれば、幅広く大きく揺れても、幅狭く小さく揺れても、一往復するのにかかる時間は同じという特徴を持っています。これが等時性です。
宝石おかの店内には、昭和27年の創業当時から62年、時を刻み続けている柱時計(ボンボン時計)があります。
この振り子が規則正しく振れているのを見ると、まさしくこの等時性をはっきりと確認することが出来ます。
今日も振り子時計は正確な時を刻み続けています。
宝石おか店内の柱時計(ボンボン時計)
さて、今回は機械式時計のおはなし、その中でも「複雑機構」とされるトゥールビヨンのおはなしも少しさせていただきます。
時計の仕組みには、クオーツ式と機械式とがあります。
機械式時計はその名の通り、機械(主に歯車)によって構成され、ぜんまいが駆動の源になっています。
ぜんまいは山菜のゼンマイに形が似ていることから、この名がついたとも言われています。
弾性の高い素材、つまり金属のバネを巻いたものがぜんまいです。
ぜんまいを手で巻くとほどけようとします。このほどけようとする力を利用して時計の針や日付版を動かすのです。
ただ、巻かれたぜんまいは一瞬でほどけようとします。
このままでは長い時間、時計の針をコチコチと動かし続けることができないので、
ぜんまいが一瞬でほどけないように、少しずつほどけるように調整する仕組みが必要となってきます。
それが、テンプ、アンクル、ガンギ車といった部品で構成された脱進機と調速機と言われる仕組みなのですが、
少し専門的になってきますので、また別の機会にご説明させていただきます。
ぜんまいとテンプ
さて、等時性を維持することが、時計にとっては理想的なのですが、地球には重力がある為、時計の置かれている向きにより、重力がかたよってかかってしまいます。
この時計の向きやポジションの変化により、ムーブメント(時計内部の機械)にかかる重力の方向が違ってくることで生じる時計の誤差のことを姿勢差といいます。
今から210年ほど前、天才的な時計師アブラアン・ルイ・ブレゲは、姿勢差によって誤差が変化する機械式時計の弱点を克服し、時計の精度を高める機構を発明しました。
当時は懐中時計が主流で、時計はポケットの中でいつも同じ姿勢にあり、常にかたよった重力がかかっていたため姿勢差の影響が強かったのです。
そこで、ブレゲはテンプや脱進機を振動させたまま回転させれば、重力の影響を平均化できるのではないかと考え、こうして開発されたのが、トゥールビヨンという機構です。
腕時計の場合、常に腕を動かしていますから、懐中時計ほど姿勢差の影響はありませんが、腕時計の小さなボディーに繊細なトゥールビヨンを組み込むには熟練した技術が必要で、1000万円以上と高額なものもあり、「家を買うか、トゥールビヨンを買うか」と言われたものでした。
現在でもその複雑な機構を組み立てるための高い技術力と、その動きのおもしろさからトゥールビヨンを組み込んだ時計ももてはやされています。
宣伝になりますが・・・宝石おかの店頭で、このトゥールビヨンを搭載した「MEMORIGINウオッチ」がご覧いただけます。
MEMORIGINは夢のトゥールビヨンを数十万円代で実現させたウオッチなのです。
MEMORIGIN表面 12時側のトゥールビヨンの機構は1分間に1回回転します。
MEMORIGIN裏面 裏面から見える仕組みも繊細、まさに芸術品です。
機械式時計は、百数十個以上ものパーツ(部品)からなり、その複雑に構成されたムーブメントが、ぜんまいの力で動く様はまるで小宇宙のようだと言われます。
更に、重力をも克服するトゥールビヨンの機構は、私にはまさに無重力状態を作り出す奇跡の空間、魔法の機構のようにも感じられます。
くるくる回る歯車たちは、キラキラしていていつまで見ていたい衝動にかられます。なんだか、飽きがこないんですよね。
ガコガコ動く歯車や機械好きの貴方も、ピカピカ、キラキラ好きの貴女も、是非、トゥールビヨンの仕組みを一度ご覧になってください。
あなたはいったい何を感じてくださるでしょうか・・・
ブラジル産のパライバトルマリン
2014年6月13日から開幕した2014FIFAワールドカップ。
JAPANチームは惜しくも予選リーグを突破できませんでしたが、選手の方々のプレーにはとても感動しました。
私はサッカーの事は良くわからないのですが、日本中のたくさんの方の喜ぶ顔をもっともっと見たかったです。(残念)
でも実は私、小学生の時、女子サッカーチームに所属していて、確か小学6年生の時には、市の女子サッカー大会で優勝したように記憶しています。
チーム一丸となってひとつのボールを追いかけていた頃がとても懐かしく思い出されます。
ワールドカップの開催されているブラジルといえば・・・
それではここから、宝石のおはなしです。
ブラジルは宝石の宝庫で、数々の宝石が採取されます。
アクアマリン、エメラルド、ダイヤモンド、アレキサンドライト、モルガナイト、トルマリン、パライバトルマリン…
特に、パライバトルマリンは、ブラジルの北東部パライバ州の鉱山で採れた宝石です。
パライバトルマリンは、1989年にブラジルのパライバ州の鉱山で発見されましたが、鉱脈はすでに枯渇しており、
現在パライバトルマリンとして流通しているものは、当時産出されたものだけなのです。
貴石の中の貴石パライバトルマリン
パライバトルマリンの魅力は、その稀少性だけではありません。
表現しがたいその色、テリに最大の魅力があります。
パライバトルマリンの色は、青色に少しだけ緑色を混ぜて透明にした美しい色で、甘い蜜を溶かしたようなトロリとした色合い、そのネオンのようなテリからネオンブルーともいわれています。
この緑とも青ともいえない独特の色は、「空の青とも海の青ともつかない色」とされ、もちろん他のトルマリンとは別格に扱われ、三大稀少石の筆頭として珍重されています。
パライバトルマリンの1カラットあたりの価格は、全ての色石の中でも最も高いといっても過言ではありません。
たくさんの方々がパライバトルマリンの色を表現しようとされていますが、なかなか表現しきれず、その点からも奇跡の石とされているのかもしれません。
ちびまるこちゃんの原作者さくらももこさんの著書「ももこの宝石物語」では、パライバトルマリンの空とも海ともいえぬこの色は「地球の青色」だったと記されています。
地球の青色…地球を直接見ることの出来ない私は、このパライバトルマリンに地球の姿を見せてもらっているのだといつも感じています。
このすばらしい色は微量の酸化クロムと銅に起因するのですが、そんな結論ではロマンのかけらもありませんね。
近年、アフリカのナイジェリアとモザンビークからもパライバトルマリンが算出され話題になっているのですが、ブラジル産の色の深みには劣り、やはりブラジル産のパライバトルマリンが王座を譲ることはないようです。
ところで、サッカーブラジル代表はFIFAワールドカップにおいて、唯一、2014年大会までの20大会全てにおいて本大会出場を果たし、最多となる5度の優勝経験を有しているそうですね。
やはりブラジルはサッカーにおいても歴史が深く、そういったことからも王様級といえるのですね。
宝石の宝庫はサッカーの王様?そんなことを思いながら、サッカー観戦している今日この頃なのです。
宝石珊瑚のおはなし(つづき)
赤色、ピンク色、白色・・・宝石珊瑚にはいろいろな色があります。
これらの優しい色合いは、日本人女性の肌にとても馴染みます。
今回は、前回に引き続き珊瑚のおはなしです。
K18WG血赤珊瑚 ダイヤモンドブローチ
K18YGミス珊瑚 ダイヤモンドネックレス
K18WG白珊瑚 ダイヤモンドネックレス
K18YG桃珊瑚 ダイヤモンドネックレス
「珊瑚には、どうしていろいろな色があるのですか?」
そんなお客様の問いかけに、私はいつもこうお答えてしています。
「花の色が、赤、白、黄色とそれぞれあるように、珊瑚もそれぞれの色を持っているのですよ。」とか・・・
「珊瑚の色は、生育する海によってそれぞれ違うのです。潮の流れ、温度によっても違ってくるのですよ。」とか・・・
少し、ロマンティックにお話しています。
白珊瑚の白い色は、真珠と同じ炭酸カルシウムの成分に起因するのですが、
実は、赤珊瑚、桃色珊瑚の色素成分については、まだまだ解明されていない点が多いのです。
珊瑚の色は、海の神様からのきまぐれな贈り物なのかもしれません。
赤珊瑚には日本産と地中海産があります。
写真のトンボの羽の色のように、濃い赤色で最高級とされる血赤(ちあか)珊瑚は、日本近海、特に高知県沖で採取されます。
血赤珊瑚の深い赤色は、インパクトがありながらもシックに装っていただける控え目な赤・・・
おとなの女性に着けていただきたい、高貴な赤色です。
日本の血赤珊瑚は海外からの評価も高く、その稀少性からも、近年、価格は上がり続けています。
地中海産の赤珊瑚は、国内産の珊瑚に比べ、朱色がかったものが多く、イタリアのサルジニア諸島周辺で採れる為、
「サルジ」とも呼ばれています。
前回コラムに記した「胡渡珊瑚」と呼ばれるものがこれになります。
日本産の珊瑚には赤色以外にも桃色のものがあり、日本近海(四国、九州、沖縄)で採取され、桃珊瑚と呼ばれています。
桃珊瑚は、赤に近い柿色から、白に近い桃色まで幅広い色調のものがあり、血赤珊瑚より大きく育つのが特徴です。
さくらんぼ型のネックレスがこのオレンジ色。
優しく、可愛くありたいという女性の夢が詰まっているようにも感じます。
南シナ海で採取されるミス珊瑚は、淡いピンク色から白色の色調。
肌になじむソフトなピンクに目を奪われます。
白珊瑚は日本近海、南シナ海、東シナ海でそれぞれ採取されます。
透明感のある真っ白な白珊瑚は、華やかながらも、スタイリッシュ。
普段のファッションにもぴったりな爽やかさが、これからの暑い季節にぴったりですよね。
赤色、オレンジ色、ピンク色、白色・・・
珊瑚は女性のお守りです。
あなたが気になる珊瑚はどの色ですか?
きっとそれがあなたのお守り珊瑚になるはずです。
「一生もの」になる宝石珊瑚に出会えますように・・・
ところで、5月30日の誕生日花は「壺珊瑚」
私の自宅の庭に、この季節になると咲く野草です。
小さな真っ赤な花は、まるで血赤珊瑚で出来ているようにも見えます。
いったいいつの時代、誰が珊瑚にちなんだ名前をこの花に与えたのかと考えると、花も珊瑚もこの地球に咲く奇跡のようにさえ感じますよね。
壺珊瑚の花
宝石珊瑚のおはなし
宝石珊瑚は海底100mから1200mで採取される稀少な宝石です。
珊瑚はアクアマリンとともに3月の誕生石、3月5日は『珊瑚の日』とされています。
また珊瑚は、結婚35周年のお祝い(35周年は珊瑚婚)としても、
またその赤色にちなんで還暦のお祝いとしても、
女性の19歳、33歳の厄除けとしても、
出産のお守りとしても、産後(さんご)の語呂合わせから出産のお祝いともされています。
このように珊瑚は珊瑚の持つ幅広い意味合いからも、『女性の守り石』と言われています。
海は女性の象徴と連想される為、海で育つ珊瑚は、女性の健やかな成長を祈って、
今も昔も女性のお守り石とされているのです。
今回は『宝石珊瑚』についてのおはなしです。
珊瑚が人と関わりをもったのは、紀元前2万年頃の旧石器時代といわれています。
珊瑚はヨーロッパをはじめ、アジアでも壁画や花瓶等の装飾に、そして宝飾品としても多く用いられてきました。
ギリシャ神話では、ペルセウスとメデューサの戦いの際、メデューサの流した血が海に流れ、それが海草に触れたとたん、珊瑚に姿を変えたと語られています。
また、キリスト教では、珊瑚の赤い色は、イエス・キリストの流した血の色とされ、
このようなことからも、珊瑚は悪を包み込み大地に豊かな実りを与えるとされ、広く魔除けとして扱われるようになったのです。
フランス王室では、安産祈願として新たな生命の誕生の象徴である赤い珊瑚のネックレスを出産時に身に着けていたとも言われ、イタリアでは現在でも年末年始になると、一年間の無病息災、健康祈願として赤い珊瑚が身につけられています。
このように珊瑚の文化は、今もなお世界各地で受け継がれているのです。
一方、日本に珊瑚がもたらされたのは、奈良時代になります。
仏教伝来と共にシルクロードを渡った地中海産の珊瑚が、聖武天皇に献上されたと記されています。
以来、地中海産の珊瑚は『胡渡(こわたり)珊瑚(胡とはペルシャの意)』と呼ばれ、珍重されてきました。
実は私恥ずかしながら、宝石の仕事をするまでは、珊瑚は日本古来から高知で採取されていると思っていたのです。
日本で珊瑚が最初に発見されたのは、江戸時代末期の安政時代。
珊瑚の採取が本格的に始まったのは、禁制が解かれた明治5年以降のことなのです。
日本近海の珊瑚は深海で育つため、なかなか発見されなかったのでしょうね。
私が高知産だと思っていた江戸時代までの珊瑚は、実は地中海産珊瑚(胡渡珊瑚)だったのです。
余談になりますが、口伝えで語られてきた桃太郎のお話が、紙の上に文字や絵で表現されるようになったのは江戸時代のこと。
鬼の宝物といえば、隠れ蓑、隠れ笠、打出の小槌ですよね。
文化九年(1812年)の葛飾北斎の代表作のひとつ『葛飾漫画』の第一版の中で描かれている桃太郎の持ち帰る宝物には隠れ蓑、隠れ笠、打出の小槌のみが描かれていたのですが、
天保四年(1833年)頃の歌川広重による『桃太郎宝蔵入』では隠れ蓑、隠れ笠、打出の小槌、宝珠の他に大きな珊瑚が描かれているのです。
こうして段々と時代が下がるに従って、鬼の宝物の中に珊瑚が描かれていく傾向も興味深いですね。
これにより、一部の武士や富裕なごく限られた人々のみが所持していた珊瑚が、時代と共に、世間一般に普及していく様がうかがえます。
もちろんこの時代の珊瑚は地中海産の胡渡珊瑚になるわけで、珊瑚はどこかエキゾチックなイメージもありながら、『厄を払い、福をもたらす縁起物』として定着していったのだと思われます。
また、これも意外と知られていないことなのですが、珊瑚は珊瑚ポリプという海洋性動物由来のものなのです。
珊瑚は岩等に固着して、成長するに従ってしだいに枝状になり、扇形をした樹状へと成長していくのです。
成長のスピードも珊瑚の種類により異なりますが、珊瑚は1㎝成長するのに、約15年から50年かかるとも言われています。
大きな珊瑚は、この成長スピードからも大変稀少なのです。
この写真は旅先で見かけた宝石珊瑚の原木です。
珊瑚のおはなしはまだまだ続きます。続きはまた次回に。
春の花と3色のゴールド
すっかり春めいてきましたね。
気まぐれコラムもすっかりご無沙汰しています。お久し振りです。
今年は一気に暖かくなったせいか、野や山の花も一度に咲き始めたように感じます。
わたしも春を感じたくて、外に飛び出してみました。
津山の市街地から少し北側にあるグリーンヒルズ津山は花盛り。
春の花が一斉に咲き誇っていました。
黄色のたんぽぽの絨毯、手前に咲く白い雪柳、はるか向こうのピンク色の桜並木…
それぞれが美しいのですが、3色合わさると、更に華やかに目に映ります。
柔らかい3色…黄色、白色、ピンク色…これらは春の花の代表色です。
実はジュエリーに使われる金の代表的な色も黄色、白色、ピンク色で、それぞれイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドと呼ばれています。
皆さんご存知のように、100%の純金は24金とされ、K24、24Kと表わされますが、純度の高い金は柔らかく、変形もし易く、石を留める爪を立てることもできません。
金をたたいて薄く薄く延ばすことで金箔ができるように、金は展性・延性に優れている、つまり柔らかいのです。
その為、ジュエリーに使われる金は、硬さ、加工のし易さを増すために他の金属を混ぜるのが一般的ですが、その配合によって色味が変化します。
18金(K18)のイエローゴールドの場合、金は75%(18/24)で、あとの25%には銀、銅がほぼ等量加えられています。
ホワイトゴールドにはパラジウムと銀、ピンクゴールドには銀と多めの銅が加えられています。
春には明るい花色のコーディネートも気になりますよね。
3色のゴールドを使ったジュエリーは華やかさもあり、どんな装いにもぴったりです。
青い空に合う花色ジュエリー、花色ゴールドを是非探しにいらしてくださいね。
グリーンヒルズ津山で素敵な写真が撮れたので、ご紹介しますね。
誕生石をご存知ですか?
あなたは、ご自分の誕生石をご存知ですか?
誕生石は、生まれた月や生まれた日に対応する宝石の事です。
一般的には、生まれた月の誕生石を指し、12の月に対してそれぞれ宝石が定められています。
今回は、誕生石のおはなしです。
これら誕生石には不思議な力があり、持つ人を守護し、パワーを高める効果があるといわれています。
西洋では生まれた赤ちゃんに誕生石をプレゼントする風習があったそうです。
誕生石は魔除け、お守りとしてはもちろん、あなたの願い事を叶えてくれ、なりたい自分をサポートしてくれる心強い存在になってくれるはずです。
そんな誕生石をいつも身に着けるには、やはりジュエリーでお持ちになるのが最適ですよね。
今回はこんなネックレスをご提案します。
あなたの誕生石はどんな宝石でしたか?
ちなみに1月の誕生石はガーネットです。
ガーネットの名前の起源は、ラテン語の「種子」という意味の「granatus」に由来し、日本ではざくろに似ていることから「ざくろ石」と呼ばれています。
ガーネットの色彩は濃い暗赤色。
中世ヨーロッパの兵士達は戦場に赴く際には、このガーネットを身に着けたそうです。
血を象徴するガーネットを身に着けることで、ケガから身を守り、生きて帰ることが出来ると信じられたからです。
今もガーネットは、勝負時のお守りとして、また、決断をしなくてはいけない時に持っておくといいとも言われています。
さらに、ガーネットは血液の流れをスムーズにするとも言われ、調子が崩れたときや感情が不安定なときに身につけると効果的だとも言われているのですよ。
ガーネットは暗赤色が一般的ですが、実は緑色、紫色、オレンジ色の色もあるのです。
そのおはなしはまたいつか。
実は、私の個人的な今年の目標なのですが、今年は、月々の誕生石をその月に身に着けようと思っています。
ジュエリーから季節感を感じれるコーディネートに挑戦したいからです。
1月はクラシカルなデザインのガーネットのネックレスを身に着けています。暗赤色のガーネットは唇の色。
顔周りの指し色としては、最適なのです。また、白いブラウスにも、黒いスーツとも相性が良いので、ご来店されるお客様からも好評です。
2月の誕生石はアメジスト…こちらも楽しみです。
月変わり、というのも楽しみができてよいのかもしれません。
このコラムをお読み頂いている皆さま、ご来店された際にはぜひご感想をお聞かせてくださいませ。
2014年(午年)新春のご挨拶
2013年は宝石おかをご愛顧いただきありがとうございました。
2014年も何卒よろしくお願い申し上げます。
2014年の干支は午(うま)ですね。
午(馬)は「 ものごとが“うま”くいく 」「 幸福が駆け込んでくる 」などと言われる縁起の良い動物です。
また、生まれたての子馬は生後1時間ほどでしっかりと立ち上がり、3時間もしないうちに駆けることができるようになることから、「立ち上がりが早い 」とか「立身出世の象徴 」とも言われています。
今回はそんな午年にお奨めのジュエリーのおはなしです。
午年にお奨めのジュエリーは馬そのものをデザインしたリング。
まずは、馬が9頭で「うまくいく」リング。
まるでそのまま語呂合わせなのですが、一頭、一頭の馬の姿がそれぞれ違い、駆け抜ける姿に感動ものです。
そして、3頭の馬を配したリングは、午年を颯爽と駆け抜けていくあなたにぴったりです。
また午年ということで、今年大注目なのは、馬蹄型のジュエリーです。
馬蹄とは馬の蹄(ひづめ)につける蹄鉄のこと。英語ではホースシュー(horseshoe)と言いますが、
昔から幸運のお守りとされ、ウェディングなどのハッピーアイテムとして使われたりします。
古来ヨーロッパでは、馬蹄は「U字型で幸運を受け止める」とされ、また、「馬蹄を付けた馬が幸運をかき集める」とも言われ、
U字型、すなわち両端を上に向けると、幸運を招き、逆に両端を下にすると、魔除けの意味を持つともされてきました。
ヨーロッパなどの家の扉に馬蹄を逆さまに、両端を下向きにぶら下げているのは、この魔除けの意味からなのです。
馬蹄は持つ人に幸せをもたらしてくれる。
ご自身に、大切な方へのプレゼントに、こんなお守りジュエリー、馬蹄型のジュエリーも素敵ですよね。
私事ですが、2014年は、「見えないもの、聞こえないものこそ大切にしたい。」と思っています。
感じる心、信じる気持ちをより強く持ち、真実の姿を、声を、そして心を感じたいと強く思うからです。
私も2014年はお守りジュエリーを身につけて、「心」を大切に、2014年を駆けぬけます。
2014年もきまぐれコラムにどうかお付き合いくださいませ。
クリスマスに映える星と月
クリスマスはもうすぐ。
そんな特別な季節に、プレゼントされたい、自分へのご褒美として揃えたいジュエリーとは。
クリスマスに欲しいジュエリーといえば、断然ラブモチーフですよね。
ラブモチーフといえば、ハート、花、リボン、星、月…
今年のおすすめは、なんといっても星と三日月です。
クリスマスツリーは見ているだけでうきうきと楽しくなってきますよね。
ツリーのてっぺんでひときわ大きく輝くトップスター。
このトップスターは、東方にいた賢者たちをキリストが生まれたベツレヘムへ導いたといわれている星をあらわしているそうですね。
胸元で輝く星のダイヤモンドは何へと導いてくれるのでしょう。
また、三日月は、女性らしさや包容力を引き出すといわれています。
三日月は、月のその姿をすべてをみせていなくても、存在感がありますよね。
三日月は希望のモチーフ。
やがて成長し、満月になっていく。
三日月の持つパワーは、優しさ、いたわり、思いやりの心を増幅させるだけでなく、女性らしさを高めるともいわれています。
好きな人を惹きつける自分になりたいなんて秘かな思いも、三日月にお願いするといいようですね。
HAPPY HALLOWEEN!
ハロウィンの季節ですね。
街中でも「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれるオレンジ色のカボチャを良く見かけます。
もちろん宝石おかの店内も、ハロウィンの飾り付けをしています。
クリスマスの賑わいにも劣らないハロウィンですが、そもそもハロウィンとはどんなお祭りなのでしょう。
ハロウィンは10月31日。
キリスト教の諸聖人の祝日「万聖祭」の前夜祭で、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出すお祭りです。
では、ハロウィンに仮装するのは何故かご存知ですか?
10月31日の夜は、この世とあの世の境目がなくなり、あの世の悪霊、死者の霊があの世からこの世にやってくると信じられていました。
それで、人々はそれぞれ仮装して悪霊たちの目をくらまし、自分に乗り移らないようにしていたというわけです。
今年は私たちも、仮装してみました。
えい!!!
これで、悪霊たちの目はくらませられるでしょうか?
それでは、ここでお決まりのジュエリーのおはなしです。
ハロウィンに着けるジュエリーといえば・・・
実は、特別にハロウィン用のジュエリーって無いのですよ。
でも、宝石おかのお勧めはこれ。
お化けの手ような、骨のようなロングのシャラシャラピアスです。
ハロウィンには、仮装までしなくてもいつもの自分とはちょっぴり違う、少しだけ変身できる…そんなジュエリーをご提案。
私は、今年のハロウィンにはゴールドのシャラシャラピアスで、いつもとは違う自分を演出してみたいと思っています。
でも、ハロウィンの仮装はしないのかって?
10月31日に私たちが仮装をしているかどうかは、是非宝石おかの店頭で実際に確認してくださいね。
秋に似合うジュエリー
日、一日と秋らしくなってきましたね。
木々の葉が赤や黄色に染まり始め、草木にも実りがもたらされる秋。
そんな豊潤な季節に合うジュエリーは?
ビールにも、「秋味」があるように…
今回は秋に似合うジュエリー…「秋色ジュエリー」のおはなしです。
秋色といえば、黄金色、深い赤、枯葉色、アースカラーなど、深みのある落ち着いたシックな色。
洋服やメイクを秋色にコーディネートしたら、ジュエリーの色にもこだわりたいですよね。
ジュエリーは小さいけれど、直接、お肌に着けるものなので、その方のお肌の色や雰囲気により、印象が大きく左右されます。
一般的に、シックな秋色に似合う色合いのジュエリーといえば、シルバー系(ホワイトゴールドやプラチナ)よりもゴールド系。
まだまだ暑い9月には、白いシャツにイエローのジュエリーも秋らしくていいですよね。
またその月には、その月の誕生石を身につけるという方もいらっしゃいます。
誕生石の色合いがその季節に合った色合いという訳です。
9月の誕生石はサファィヤ。その蒼色、深い青色は夏の空とは違う、秋の空色。
サファイヤの蒼色はブルージーンズの青にも通じ、どんな色の洋服とも相性は抜群です。
10月の誕生石オパール、11月の誕生石シトリンも次第に深まる秋色を連想させます。
また、葡萄や葉っぱのモチーフのブローチやペンダントも秋を感じさせるジュエリーです。
私にとっての秋色のイメージは、金色と蒼色です。
黄金色の小麦畑と、その収穫の時期の空の蒼色・・・・
太陽と大地と生命の恵みを感じる色。
そして私たちは、この実りの秋に、この色のありがたさをより一層、感じることができる。
この色、この輝きに、私たちは、生かされている。
太陽に、大地に、全ての生命によって私たちは生かされている…そう感じるのです。
宝石でいえば、蒼色はサファイヤ、金色はゴールドと連想される訳ですが、
私もこの秋は、そんなコーディネートを楽しんでみたいと思います。
あなたの秋色はどんな色ですか?
あなたらしく秋を装う秋色ジュエリーを 宝石おかに探しにきてくださいね。
時計のローマ数字
ある日の夕食時、高1の息子に聞かれました。
「お母さん、時計の文字盤に使われているローマ数字の4は、どうしてⅣではなくIIII なの?」
どうやら、塾の先生に「時計屋の岡君は知ってるよね?」と聞かれたらしいのです。
それでは今回は、時計の文字盤のローマ数字IIII のおはなしです。
時計のおはなしをさせていただくのは初めてですね。
時計の文字盤に使われる数字は、1 2 3で始まるアラビア数字と、I II III で始まるローマ数字があります。
掛け時計はローマ数字のものは少なくほとんどがアラビア数字ですが、腕時計にはローマ数字が良く用いられています。
私は、直線的なローマ数字の腕時計が大好きです。
現在使われているローマ数字は、1であるI、5であるⅤ、10であるⅩ、その組み合わせで表わされています。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
I | II | III | IV | V | VI | VII | VIII | IX | X | XI | XII |
ところが、時計の文字盤の数字は
I、II、III、IIII、V、VI・・・
IVではなくIIII?
不思議ですよね。
でも時計数字としては、ほとんどの場合、このようにIIIIが使われているのです。
なぜIVではなくIIIIなのか。
いろいろと説がありますが、このようなおはなしもあるのですよ。
14世紀、時のフランス国王シャルル五世はドイツの時計師ヴィックを招き、ルーブル王宮に時計塔を建造させました。
シャルル五世は完成した時計塔にローマ数字のⅣが使われているのを見て、自分の称号であるⅤからⅠを引くのは自分の治世がすぐに終わるようで縁起が悪いからと、IIII という表記に改めさせたのです。
この一件以降、世の時計師はⅣではなく、IIII を慣習的に使用するようになり、それが今日まで受け継がれているのです。
このようなおはなしは、他にもあるようですが、IIII とした方が、視認性が高く、デザイン的にもバランス良く見えてくるから不思議ですよね。
昔の人々は時間をはかるために様々な工夫を凝らしてきました。
日時計、水時計、砂時計などなど。
ヨーロッパで機械式時計が登場したのは14世紀頃ですから、シャルル五世の時計塔は、まさに機械式時計の歴史の始まりの頃。
ちなみに機械式時計の精度を飛躍的に向上させたのは「振り子」なのですが、「振り子の等時性」がガリレオ・ガリレイによって発見されるのは1583年で、シャルル五世の時計塔はその200年ほども昔。
まさに機械式時計の黎明期にIIIIが使われ始め、それが今の時代に連綿と伝わってきたと言えます。
時間は、生きとし生けるものだけでなく、万物に平等に流れています。
流れている時間は平等ですが、時間を管理し、同じ時間を感じることができるのは、私たち人間だけです。
シャルル五世の一言が600年以上経った現代までも受け継がれているのも、想いある人間ならではのこと。
人類の技術革新とともに、時計の歴史もあるとも言われています。
これからは時々、時計のおはなしもさせていただきますね。
七夕と星型のダイヤモンド
夏の夜空の中央に輝く天の川。
その天の川の両側でひときわ輝く、織姫星と彦星。
織姫星はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルと呼ばれています。
晴れた夜には久しぶりに夜空を見上げて、ふたつの星を探してみて下さいね。
夜空に輝く星。
地上で輝くダイヤモンド。
先日、星型のダイヤモンドに巡り会いました。
ダイヤモンドのカッティングは58面体のラウンドブリリアント・カットが主流ですが、楕円型のオーバル・カット、涙型のペア-シェイプ・カット、ハート型のハートシェイプ・カットもあるのです。
その中でも、特に変わった形にカットされたものはファンシーシェイプ・カットと呼ばれ、星型にカットされたダイヤモンドはこれになります。
今年も織姫と彦星が会えますようにと、星型(五芒星)のダイヤモンドに祈りを込めて・・・
津山地域の七夕は8月7日。
旧暦の7月7日に近い、ひと月遅れの8月7日がこの地域の七夕なのです。
7月7日は梅雨時期で毎年なかなか晴れないのですが、8月7日はチャンスですよね。
8月7日は晴れますように・・・
そして、織姫と彦星の一年に一度のデートが実現しますように・・・
でも、実際にはベガとアルタイルは光の速さでも15年もかかるほど離れているそうで、七夕の夜に特別に近づくということではないそうですね。
昔の人は、たらいに水を張ってふたつの星を映し、水をかき混ぜて、ふたつの光をひとつにしてあげたそうですよ。
星型のダイヤモンドもひとつではさみしそう。
私は星型のダイヤモンドのまわりに、水色、ピンク色、黄色、緑色のカラーダイヤモンドをたくさん散りばめて星のダイヤモンドの輝きが更に煌めくようにしてあげたいと思っています。
この星型のダイヤモンドとカラーダイヤモンドを配したリングは作成中。
出来上がりが楽しみです。
行ってきました!東京スカイツリー!
出張のたびに、その存在を遠くから眺めていただけの東京スカイツリー。
行ってきました!東京スカイツリー!
今回は、そのおはなしです。
高さ634mの東京スカイツリーにたどり着いてビックリ!見上げてまたビックリ!本当に大きいんですもの。
東京スカイツリーは、“空に向かって伸びる大きな木”をイメージしているそうですが、
本当に“ジャックと豆の木”さながらの大木って感じでしたよ。
地上350mの展望デッキまでは分速600mのエレベーターで約50秒。
分速600mってことは秒速10mってことよね…ちょっと怖いかも…なんて思っていたら、いきなりそこは大パノラマ、足元にひろがる東京の風景。
この展望デッキには、「江戸一目図屏風(えどひとめずびょうぶ)」の実物大のレプリカが展示されています。
実は私、この「江戸一目図屏風」に会いたくて、東京スカイツリーに昇ったのです。
「江戸一目図屏風」は、文化6年(1809年)津山藩お抱えの絵師、鍬形蕙斎(くわがたけいさい)が描いた江戸鳥瞰図の傑作なのですが、
東京スカイツリーからの眺めと、この「江戸一目図屏風」の構図が酷似していることからも大変話題になっていますよね。
地上の風景しか確認できない時代に、実際見ることのできない上空からの風景を、さも鳥が見たかのごとく正確に描いた「江戸一目図屏風」。
スカイツリーからの眺望と見比べながら実物を拝見して、評判通りの見事さにここでもビックリしました。
その屏風は風景を鳥瞰しただけではなく、そこには江戸で生きる人々の姿も活写されていました。
私たち宝飾品を扱う者の仕事は、美しいものの美しさを、価値あるものの価値を、しっかりと見極め、お客様が実際のシチュエーションの中で身に着けていただくことをイメージすることからはじまります。
想像力とは、創造力・・・
地上から江戸をダイナミックに鳥瞰してみせた鍬形蕙斎に、想像力が創造力を産み出すことを実感させられました。
私たちも負けないようにがんばらなくっちゃ・・・
「江戸一目図屏風」の中央に描かれた霊峰富士。
ちょうどこの日も、富士山はうっすらとその姿を見せてくれていました。
一番変わらないのは富士山かもしれない…なんて思いながら、心は遠い江戸時代に。
さらにエレベーターで450mの展望回廊へ。
そこは、あまりに高過ぎて、高さを感じれない空間でした。
そう、地上の風景はまるで、2次元の世界。
高い、低いって近くに比べるものがあるからそう感じるのね…
人間ってちっぽけなものね…なんて思ってしまいました。
ところで、江戸時代、江戸から津山まではいったい何日かかって移動したのでしょう。
なんて考えながら、その日のうちにスカイツリーより高い所を飛んで津山に帰った私です。
遠さ、高さ、それらを感じるのも私たち人の心なのですものね。
5月の緑
春を感じる山菜。
蕨(わらび)、筍(たけのこ)、ぜんまい・・・
どれも、私の大好きな春の山菜です。
先日、お料理好きな方に「こごみ」をいただきました。
「こごみ」は蕨(わらび)に似た緑色の山菜で、若い葉の先が巻いており、
その葉先の巻いた姿が、前かがみに「こごんだ」ように見えることから「こごみ」と呼ばれているそうです。
春の山菜には苦味があるので、茹でておひたしにしたり、天ぷらにするのが一般的ですが、今回は天ぷらにしていただきました。
実は私、こごみを食べたのははじめて。
こごみのしゃきしゃきの食感と、独特の苦味に春を感じました。
「春だ~~。」
5月の誕生石は、皆さんも良くご存知のエメラルドとヒスイ。どちらも緑色の宝石です。
エメラルドは癒しの力を持つとも、「未来を見通す力を授ける」とも言われ、クレオパトラがこよなく愛した石としても有名です。
エメラルドの透明で澄んだ緑色の輝きは、自然の森が人を癒す力と同じ優しい光。
緑色は生命力に溢れ、豊かな自然の恵みを与えてくれる色なのです。
また、エメラルドの緑色は、春の芽吹きをイメージさせ、その渦巻く爆発的な生命のエネルギーをも連想させます。
エメラルドには静かな情熱が内在しているのです。
もしあなたがエメラルドに惹かれるなら、このエメラルドの緑色の輝きはきっとあなたに安らぎと癒しと新しい一歩を踏み出す力を与えてくれるでしょう。
タンポポとベリル
先日、道端で白いタンポポを目にしました。
えっ?白いタンポポはご存知ないですか?
そうですね。タンポポには黄色というイメージがありますよね。
大阪生まれの大阪育ち、学生時代を関東で過ごした当店スタッフ山形夏子は白いタンポポを津山ではじめて見たそうです。
実はこの白いタンポポはシロバナタンポポといわれ、本州関東より西、特に四国、九州に分布し、西の方ほど多く生息しているそうです。
白いタンポポを見たことのないあなたはきっと、東の方の方ですか?
黄色いタンポポ、白いタンポポ・・・
同じタンポポなのに、何故タンポポはそれぞれ違う色の花を咲かせるのでしょうか?
ところで、宝石にも同じ鉱物なのに違う色・名前となるものもあるのです。
例えば「ベリル」という緑柱石(りょくちゅうせき)もそのひとつです。
ベリルは、ベリリウム(Be)を含む六角柱状の鉱物です。
緑色、淡青色、ピンク色、黄色、無色透明とさまざまな色彩を示し、それぞれが違う宝石の名前で呼ばれています。
緑色はエメラルド、淡青色はアクアマリン、ピンク色はモルガナイト、黄色はヘリオドール、無色透明はゴッシュナイト。
そう、これらの宝石は全て同じ鉱物、ベリルの仲間なのです。
同じ鉱物なのに色彩が違うのは、微量の金属成分を含むからで、
ごく微量のクロム(Cr)が混じると緑色に、マンガン(Mn)が含まれるとピンク色や赤色に、鉄(Fe)が含まれると黄色になります。
宝石の色は、この微量金属の偶然の混入によって決まってくるのです。
同じタンポポでも白、黄色と違う色の花をつける花。
どうして花の色はそれぞれ違うのでしょうか?
ご存知の方がいらっしゃったら、私にぜひ教えてくださいね。
貴方に似合う宝石は?貴方に似合う色は?
宝石おかには春らしい色鮮やかなジュエリーがいっぱいです。
この春、お洒落な色を探しに来てくださいね。
春に咲く黄色の花
三寒四温とは良く言ったもので、日一日と暖かくなってきましたね。
今年も庭に福寿草の花が咲きました。
毎年、この福寿草の黄色い花を見ると、「春」を感じます。
春一番に咲く花には、黄色い花が多いのですよ。
黄色い春の花と言えば福寿草をはじめ、菜の花、マンサク、ロウバイ、タンポポ…。
黄色の花の後には、桜、ツツジ等の白色、ピンク色の花が咲きはじめ、春も本番を迎えます。
日本で咲く花の中で1番多い花の色は白色(花全体の約32%)、2番目に多いのが黄色(約30%)、3番目は紫~青色(約23%)とも言われていますが、黄色の花が咲くのは春に咲く花が多いかもしれませんね。
どうして、春一番に咲く花は黄色が多いのでしょうか?
黄色は枯葉の中でも、新緑のなかでも大変目立つ色ですよね。
実はハチなどの昆虫や、鳥は黄色い花に誘われやすいといわれているのです。
黄色は冬から目覚めたばかりの昆虫たちを一番惹きつける色のようですね。
春の光に合う色、黄色…
前回のコラムでも、金色のジュエリーのおはなしをしましたが、
今年の春はイエローゴールド、そしてゴールデンパール等の黄色系のジュエリーで春のおしゃれを楽しむ方が急増中です。
今年のファッションのトレンドカラーは緑色、白色とか。
緑色、白色の洋服に、黄色いジュエリーを身に着けて、春の爽やかなコーディネートを楽しんでください。
蛇にゴールド
もう2月ですね。今年も、もうひと月が過ぎました。
遅ればせながら・・・平成25年もよろしくお願いします。
そして、この気まぐれコラムにもよろしくお付き合いくださいませ。
2月に年始のご挨拶なんて、本当に気まぐれで、すみません。
さて、今年は巳年。
蛇は古から、世界各国において「命」の象徴的存在であり、信仰の対象として
崇められてきました。
また、蛇は脱皮・冬眠を繰り返すことから、「再生」「無限」「永遠の命」を意味し、
「神の使い」ともいわれてきたようです。
日本では、蛇の抜け殻をお財布に入れておくとお金が貯まるという風習がありますが、
これも蛇が「再生」するということから、
「お金が返ってくる」「お金が無限にある」と考えられてきたようです。
蛇のモチーフを身につけることは縁起が良いとされ、厄除けとしてはもちろん、
幸運を招き、金運を開くといわれてきました。
特に蛇のリングは、頭を下に(頭を手首側に)向けてはめるとお金が入ってくると言われ、
縁起物とされています。
また、風水の一説によると女性の厄年には、蛇モチーフのジュエリーを贈ってもらうと、
厄除けになるともいわれているようです。
今年は巳年ということもあり、蛇のリング、ネックレスに良くお声がかかります。
蛇のモチーフがちょっと苦手という方には、ゴールドのジュエリーもお勧めです。
ゴールドには、蛇と同様に、「無限」「永遠の命」という意味合いがあるからです。
ゴールドのリングには、蛇のモチーフのリングと同じ効果が期待できそうですね。
実は、縁起物というだけでなく、ゴールドのジュエリーは、若いお客様を中心に良くお声がかかります。
今、お洒落を楽しむなら、ゴールドがお勧め。
今年は蛇モチーフと、ゴールドのジュエリーに大注目なのです。
私は自分が身に着けるものは結構プラチナ派だったりするのですけれど、
実はいま、ゴールドのジュエリーに挑戦中なのです。何事にもまず挑戦ですよね。
ダイヤモンドの原石
今年の冬はとても寒いですね。
深く澄んだ夜空を見上げると、ひときわ鋭く、そして明るく輝いている星が見られます。
それが、冬の大三角形を形づくるみっつの星のひとつ、おおいぬ座の「シリウス」。
「シリウス」は太陽を除けば、地球上から見える最も明るい恒星なのです。
その名前は、ギリシャ語で「光り輝くもの」を意味するセイリオスに由来します。
夜空で一番明るく光り輝く星、シリウス。
そして・・・
私は地球上で最も光り輝くのはダイヤモンドだと思っています。
磨かれてはじめて輝くダイヤモンド
地球の誕生は約45億年前。
ダイヤモンドは、35億年前から9億年前の地球の活動期に誕生したと言われています。
地中奥深い約150km、6万気圧という想像できない環境下の元、1500℃以上のマントルの中で、炭素同士が出会い、結びつき、結晶化し、ダイヤモンドとなったのです。
このダイヤモンドは、数億年前、火山活動により地表近くまで押し上げられました。
そして、今から5000年前、誰かが偶然拾い上げた硬い石、ダイヤモンド。
この偶然の重なりによって、ダイヤモンドと人類が出会ったのです。
ダイヤモンドはその比類なき硬さゆえ、神秘的な力を持っていると考えられていました。
ヨーロッパでダイヤモンドの研磨がはじまった14世紀以降も、人々はダイヤモンドを研磨するとその力が失われると信じて、原石のままリングにセットして身に着けていたそうです。
現在ではダイヤモンドのほとんどはすぐに研磨されていますが、
最近はダイヤモンドを研磨せずに、そのままジュエリーに仕立てたものも、注目されています。
実は、磨かれてないダイヤモンドも美しいのですよ。
原石のままのダイヤモンドはラフダイヤモンド。
スライスされただけのダイヤモンドはスライスダイヤモンド。
独特の美しい形や魅力的な風合い、輝きはまさに大自然の魅力を感じ取ることができます。
女性もダイヤモンドも磨かれてはじめて輝くと言われますよね。
そう、私は原石のままで輝くのよ・・・なんて口にせず、
女性として輝けるように、来年は自分磨きの一年にしていきたいと思っています。
人もダイヤモンドも磨かれてこそ、より一層輝くものだと。。。
よろしければ、来年もまたこの気まぐれコラムにお付き合いくださいね。
良いお年をお迎えくださいませ。
宇宙からの贈り物
寒くなってきましたね。
夜空を見上げたら満天の星。
す~っと一筋の流れ星。
願いが叶いますようにと、3回唱えれるかしら…
燃え尽きずに地上に落ちた流れ星。
それが隕石…
隕石は地球外、つまり宇宙から地球上に飛来してきた石。
古から、その姿を目撃され、その神秘性ゆえ崇拝されてきました。
日本でも、幾つかの神社で、御神体として崇められています。
隕石はその成分より、
ケイ酸塩主体いわゆる岩石である「石質隕石 Stone meteorite」
岩石と金属鉄の割合が半々の「石鉄隕石 Stony iron meteorite」
主に金属鉄である「鉄質隕石(隕鉄) Iron meteorite」の3種類に分類されています。
その中でも、鉄質隕石は人の歴史に多大な影響を及ぼしたといわれています。
紀元前2000年頃、ヒッタイト人が最初に製鉄の技術を持ち鉄剣を作ったといわれていますが、
この鉄が、隕石由来のものではないかとされているのです。
もしかしたらヒッタイト人と鉄質隕石との出合がなければ、製鉄技術は大幅に遅れていたかもしれませんね。
鉄質隕石は、鉄とニッケル合金を含む塊で、その割合や結びつきかたにより、地球上の鉱物とはまったく違うものであることがわかっています。
また、鉄質隕石には、ウッドマンステッテン構造と呼ばれる非常に美しい特有の模様があります。
これは、鉄と少量のニッケル合金が、非常に高温な状態から、気の遠くなるような時を経て、ゆっくり、ゆっくり少しずつ冷却されて浮かび上がる模様です。
こうした極めて特殊な状況が整うのは、惑星の核の部分しかないと考えられ、地球表面で人工的に作るのは不可能だといわれているのです。
メテオライト(隕石)の成分を調査することは、宇宙の謎の鍵を解く重要なヒントになると考えられ、世界中の鉱物学者のみならず、物理学者たちからもその動向が注目されているのです。
なぜ今回、私のおはなしが隕石なのかと思われますよね。
実は私、この鉄製隕石(メテオライト)のブレスレットをとても愛用しているのです。
はじめてメテオライトのブレスレットに出会った時は、こんなものが存在するのかと思い、胸が大変ドキドキしました。
もともと宇宙好きな私ですが、この宇宙からの飛来物、星であったかもしれないメテオライトとの出会いはとても衝撃的だったのです。
私たちの取り扱う宝石は、地球からの贈り物。
宝石の成り立ちにも、大変不思議なロマンを感じますが、この隕石には想像を超える神秘的なパワーを感じたのです。
地球の起源も、更には宇宙の起源も同じはず。
この宇宙からやってきた石を身に着けるということに、偶然を超えた力の源を感じます。
隕石は宝石ではなく、天然石に分類されますが、宝石と同じ起源をもつ石。
何かを感じることができる石、それがあなたと出会うべき石。
きっと、あなたにも、パワーを感じることのできる石との出会いがあるはずです。
真珠のおはなし(つづき)
前回に引き続き真珠のおはなしです。
真珠の種類にはどのようなものがあるでしょうか。
真珠と聞いてまず思い浮かべるのが、あこや貝で養殖された本真珠です。
本真珠は「和珠(わだま)」「あこや真珠」とも呼ばれ、その養殖技術が1983年に世界で初めて御木本幸吉(みきもとこうきち)氏により確立されました。
以来、日本は世界の真珠大国なのです。
冠婚葬祭に用いられる真珠は主にこのあこや真珠が一般的です。
珠のサイズは6~8㎜のものが多く、最大でも10㎜程度なので、大きなサイズがお好みの方は、外国産の南洋真珠や黒真珠をお求めになります。
南洋真珠は白蝶貝(しろちょうがい)で育てられ、白蝶真珠とも呼ばれます。
南洋真珠には、シルバー系とゴールド系があり、色合いが違っています。
シルバー系の南洋真珠は主にオーストラリア、ゴールデン系の南洋真珠はインドネシアの近海で採れます。
ゴールド系の真珠は、その金箔を貼ったような色合いからゴールデンパールとも呼ばれています。
白蝶貝から採れる真珠はほとんどが白い色で、金のゴールド色が採れることは稀と言われています。
このゴールデンパール、吉田沙保里選手にまつわって話題になりました。
ご存じの通りオリンピック3連覇を含め、前人未到の13連覇を達成したレスリングの吉田沙保里選手に、国民栄誉賞が授与されることが決定しました。
吉田選手の偉業は本当に素晴らしいですね。
実は、彼女が副賞の記念品として希望されたのが、このゴールデンパールのネックレスなのです。
会見の席上で吉田選手は、「三重県出身なので、地元の名産である真珠を金色で作っていただけたら…」とお話されていましたよね。
常にトップを走り続ける吉田選手には、彼女の胸に常に輝く金メダルの色と同じように、金色に輝くゴールデンパールのネックレスがぴったりだと思います。
日本産のあこや貝から採れる真珠はほとんどがピンク、シルバー、ホワイト系が中心なので、おそらくこの南洋真珠から採れるゴールデンパールであるということなのですが、
実は本当に極々稀ですが、あこや貝で天然の金色の真珠が採れることがあるのですよ。
私も数本しか見たことはありませんが。
でも、あこや貝のゴールデンパールのサイズでは、吉田選手には小さいかもしれませんね。
ちなみに通常の真珠を金色に加工するケースは前例がないようです。
黒真珠は黒蝶貝(くろちょうがい)で育てられ、黒蝶真珠とも呼ばれており、産地はタヒチが90%を占めています。
南洋真珠もタヒチ真珠も新円型ではなく、ゆがんだ丸やデコボコしたバロック型やドロップ型があります。
最近、これらのバロック型の真珠を、普段使いにお洒落にお使いになる方が増えています。
他にもマベ貝で育てられた半円ドーム型のマベ真珠、川や湖水に棲息する池蝶貝を使って育てた淡水真珠も、パールジュエリーの幅を広げています。
ここで真珠のお手入れのおはなしです。
真珠はデリケートなジュエリーです。
真珠がもっとも弱いのは酸です。
クレオパトラが真珠を酢に溶かして飲んでいたというくらいですから、酢に入れると溶けてしまいます。わたしは実際には試したことはないのですが。
人間のお肌は弱酸性ですから、真珠にはあまりよくありません。
大量の汗をかいた時には、柔らかい布で軽く拭いてから専用のケースにおしまいください。
他のジュエリーと比べても柔らかいので、一緒に保管すると傷がつく場合があります。こちらもお避けください。
最近は、真珠のネックレスはシリコン加工したワイヤーに通すことが増えてきましたが、木綿、絹等の糸に通したものもあります。
糸を用いたものは、年月により、糸がゆるんできます。
珠ひとつ分伸びてきたら、糸が切れるサインなので、その場合は糸替えをする必要があります。
糸が切れて、真珠がはじけてしまわないうちに、糸替えすることをおすすめします。
10年経った真珠のネックレスはこのゆるみを点検していただいた方が良いかもしれませんね。
最近では、お母様の真珠のネックレスを糸替えされて、お嬢様にお譲りになったり、お持ちの真珠のネックレスをカジュアルなロングネックレス等にリフォームされる方も増えています。
お手入れはもとより、リフォ-ム等もお気軽にご相談ください。
自分に合った真珠を見つけるには、まず、どんな色の、どんなサイズの真珠が合うか実際に試着してみる事をおすすめします。
海のおくりものである真珠は、それぞれのシーンで、あなたを清楚に、華やかに、そして優しく、素敵に演出してくれるはずです。
あなたにぴったりの、あなただけの真珠がきっとあります。
ぜひ、あなたの真珠を探しにご来店ください。
真珠の首飾りの少女
マウリッツハイス美術館所蔵の「真珠の耳飾りの少女」そして、ベルリン国立絵画館所蔵の「真珠の首飾りの少女」が現在来日しています。
いずれも17世紀のオランダ画家フェルメールの作品です。
「真珠の耳飾りの少女」は映画化もされており、少女の謎めいた雰囲気から「北方のモナリザ」とも呼ばれ大変な人気ですよね。
実は私、「真珠の耳飾り(イヤリング)の少女」に会いたくて、「マウリッツハイス美術館展」が開催されている東京都美術館の前まで行ってみたのですが、大変な長蛇の列。
残念なことに近づくこともできなかったのです。
でもちょうど、その近くの国立西洋美術館で「ベルリン国立美術展~学べるヨーロッパ美術の400年~」が開催されており、
そこで運良く、同じくフェルメールの作品である「真珠の首飾り(ネックレス)の少女」に出会うことができたのです。
フェルメールは生涯30数点の作品しか残しておらず、私的には大変幸運だったように思います。
「真珠の首飾りの少女」
そこには、真珠の首飾りを身に着け、鏡に映る自分を見つめる少女が描かれていました。
窓から差し込む「光」。その光に照らされた少女。
うっとりとしたその瞳、引き込まれるような表情。
私は思わずその鏡に映る彼女の姿を正面から見てみたいと思いました。
女性は、ジュエリーを、そして鏡に映るジュエリーを着けた自分を見る時、どうしてこんなに恍惚とした表情が出来るのでしょう?
そうなのです。当店のお客様も、いつもこんなにうっとりとした目をされます。
ジュエリーをご覧になる時、そしてジュエリーを着けたご自身をご覧になるその目は、本当に表現しがたい眼差しなのです。
これは私がジュエリーを扱う仕事をして良かったと思う瞬間でもあります。
それはまるで愛する男性を見つめる時以上の眼差しかもしれせん。
世の殿方、申し訳ございません。
話がそれましたが、フェルメールが活躍した1950~70年頃、オランダの上流階級の間では、真珠を使った宝飾品が流行していたそうです。
当時はまだ養殖の技術が確立していない時代でもあり、真珠は天然の産物で、現在では想像もできないほど高価で、王侯貴族や一部の特権階級だけが、真珠を使った宝飾品を身につけることができたのです。
フェルメールの絵画の中の少女の真珠の首飾りは、果たして天然真珠だったのでしょうか?
これはとても、ミステリアスな部分ですよね。
それでは真珠の歴史はいったいいつから始まるのでしょうか?
中国では紀元前2300年頃、ペルシャで紀元前7世紀頃、ローマでは紀元前3世紀頃から真珠が用いられていたという記録があるようです。
エジプトでは紀元前3200年頃から既に知られていたと言われますが、宝飾品として珍重がられたのは少し後の時代のようです。
クレオパトラが美白の為に、真珠を酢に溶かして飲んでいたという話は有名ですが、
ジュリアス・シーザー亡き後、クレオパトラがアントニウスを味方につけるため、真珠をワインに溶かして飲んでみせたという伝説も存在します。
当時の真珠は、エメラルドやルビーなどの他の宝石よりも極めて高価で、その高価な真珠を溶かして飲めるほどの財力をもったエジプトをアピールしたのだそうです。
この話は伝説なのかもしれませんが、真珠はこの時すでに何にも代わることのできない貴重な宝石として扱われていたというこなのです。
天然の真珠しかない時代、真珠は不可思議な存在でした。
真珠は海底の貝が月の雫を吸い込んで作られるとも、人魚の流した涙から出来るとも言われる神秘的なものでした。
そのため真珠は、「月の雫」とも「人魚の涙」とも呼ばれ、人々はその美しい光沢に魅了され続けてきたのです。
真珠は、今も昔も、あらゆるシーンで、私たち女性を美しく演出してくれます。
クレオパトラも、フェルメールの絵画の中の少女も、そして現代に生きる私たちも真珠のミステリアスな輝きにとらわれているのです。
次回は現代の真珠のお話をしますね。
ダイヤモンドって燃えるんですか?
今年の夏は、暑かったですよね。
暑くて、暑くて燃えてしまいそうなくらい暑かった…
燃えるといえば、ダイヤモンドって燃えると思いますか?
ある方にこう質問されたことがあります。
「ダイヤモンドって燃えるんですか?」
小説「モンテ・クリスト伯」の中に、ダイヤモンドを暖炉に投げ入れようとする一場面があるそうです。
ダイヤモンドって暖炉の火で燃えてなくなるのでしょうか?
ダイヤモンドは簡単には燃えませんが、燃えるといえば燃えるのです。
ダイヤモンドはご存知のとおり、炭素(C)が高密度に詰まって結合した結晶です。
原子の結合の仕方が違うとはいえ、炭もダイヤモンドも炭素で構成されているのです。
ですから、火をつけると炭が燃焼するように、ダイヤモンドも燃えるような感じがしますよね。
地球上で最も硬いとされるダイヤモンド。
永遠にその姿を変えないとされるダイヤモンド。
そのダイヤモンドが燃えてなくなるなんて、信じたくないですよね。
ダイヤモンドを通常の空気中で加熱すると、875度で燃焼反応が始まります。
酸素ガスの中で加熱すると800度前後でこの現象が始まります。
燃焼させた後には、不純物の無い純粋なダイヤモンドであれば、全て酸素と結合して二酸化炭素になるので、何も残りません。
800度以上で加熱し続けると、さすがのダイヤモンドも燃え始めるのです。
燃えないまでも、ダイヤモンドはうっかり加熱すると、表面が白く微妙な凸凹状態になってしまいます。
この状態を専門的には「火がまわる」と言います。
しかし、その様な変化は表面だけですから、再研磨すると再び元の輝きを取り戻します。
ダイヤモンドは地球内部の高温高圧の下で結晶化したものですから、地上では不安定な状態にあるのです。
地上でのダイヤモンドは不安定なものとは信じたくありませんが、真実なのです。
ただし、ダイヤモンドが燃えるのは、かなりの高温で加熱し続けた場合のおはなしです。
そうなのです。ダイヤモンドはやっぱり簡単には燃えないのです。
それでは、この地上に不変とされるものはないのでしょうか?
うつろいやすい人の心。
そう、人の心は最も変わりやすいもの。
でも、目に見えないこの人の心こそが、不変なものかもしれません。
あなたの愛をいつまでも…
もしかしたらダイヤモンドより、あなたの愛の方が、永遠に不滅なのかもしれませんね。
がんばれ!ニッポン!
7月27日から8月12日までの17日間、イギリスで開催される第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)。
日本とロンドンとの時差は8時間。きっと、寝不足になる方も多いと思います。
がんばれ!ニッポン!
私も、しっかり応援したいと思っています。
さて、オリンピックといえば、日本選手のメダル獲得への期待も高まります。
テレビや新聞等のマスコミでも、頻繁にメダル予想されてますよね。
ロンドンオリンピック、いったいどんなドラマがあるのかと思うと、本当に目が離せませんよね。
メダルの種類は、金、銀、銅。
金属としての金、銀、銅は、それぞれいったいいくらで売買されているかご存知ですか?
だいたい、金は1グラム当たり4,000円位。
銀は1グラム当たり700円。
銅はなんと1キログラム当たり650円なのです。(2012年/7月時点)
ロンドンオリンピックは26競技、302種目の競技が開催されます。
なかには団体競技もあり、1000個を超えるメダルが用意されていることでしょう。
それでは、それぞれのメダルは何で出来ていると思いますか?
金メダルと銀メダルは、純度92.5%以上の銀製メダル。
実は、金メダルは、銀メダルの表面に金をメッキしたものなのです。
オリンピック憲章によれば、金メダルは、「純度92.5%以上の銀製メダルの表面に、6g以上の金メッキしたもの」と定められているそうです。
これは開催国によって経済的な不利が無いようにとの配慮とされているそうですが、金メダルの中身は銀なのです。
銅メダルは銅製ともいわれていますが、実際には銀、亜鉛、ニッケル、錫等との合金製のようです。
材質はともあれ、金メダルは金メダル、銀メダルは銀メダル、銅メダルは銅メダル。
その競技において、世界の一位、二位、三位にしか与えられないもの。
メダルに対する思いは、それぞれ・・
あくまでもアスリート達が目指すのは、トップの証である金メダル。しかし、結果は結果。
銀メダルそして、銅メダルを頑張った証として受け入れるアスリート達。
金メダル以外は受け入れられず、更なる次を目指すアスリート達。
メダルは結果として、また通過点として、さまざまなドラマがそして思いがあるものなのですね。
でも本当に、頑張っているアスリート達は素敵ですよね。感動をありがとう。
私はスポーツの経験がないので、メダルをもらったことがないのです。
いえ、思い出しました。私もメダルをもらったことがあるんでした。
小学校の時、一年間良く頑張ったご褒美にと、担任の先生にもらった金メダル。
そして、保育園に通っていた息子が、母の日に「いつも頑張っているお母さんにありがとう」と、首にかけてくれた金メダル。
ふたつとも画用紙で作られたものでしたが、それはとても嬉しかったものです。
それって、私だけに与えられた私だけの金メダルですものね。
材質が何であれ、何に対してであれ。
誰かに一番と思ってもらえたら、私の首に金メダルをかけてもらいたい。
誰かを一番だと思ったら、思い切りハグして、首に金メダルをかけてあげたい。
たとえそれが紙のメダルでも、たとえそれが目に見えないメダルでも・・・・きっと、とっても嬉しいはず。
がんばれ!ニッポン!
がんばれ!・・・!
2012年6月28日 紫陽花とアレキサンドライト
梅雨の代名詞にも用いられる紫陽花。
色が変わる花、紫陽花は、日を経るに従って、青色から赤色へと花の色が変化します。
紫陽花の花言葉は、「移り気」「高慢」。
色が変わることから心変わりをイメージさせる紫陽花。
でも、紫陽花にはこんな話もあるのですよ。
それはあのシーボルトにまつわる話。
ドイツ出身の医師シーボルトは、文政6年(1823年)、出島のオランダ商館医として長崎に赴任してきました。
シーボルトは、日本に近代西洋医学を伝え日本の近代化に貢献し、ヨーロッパで日本文化を紹介したことで有名ですよね。
彼が愛した女性、お滝(タキ)。
スパイ容疑で国外追放を言い渡され、帰国しなくてはいけなくなったシーボルト。
お滝を連れては帰れない。
それではせめてお滝の愛した紫陽花だけでも連れて帰ろうと、シーボルトは紫陽花を持ち帰りました。
帰国後、シーボルトは遠く離れ離れになり、もう二度と会うことのできないお滝への想いをこの名称に込めたのです。
紫陽花の学名は「オタクサ」
シーボルトはお滝のことを、「おたきさん、おたきさん」と呼んでいたのでしょう。
「オタキサン」と発音しにくかったシーボルトの発音が「オタクサ」と聞こえたのでしょうか・・「オタキサン」・・「オタクサ」
紫陽花の学名には、ふたつの国にわかれても変わることの無い、シーボルトのお滝への深い愛が込められているのです。
彼女の面影を残す紫陽花には「ひたむきな愛情」という花言葉もあるのですよ。
この時、シーボルトが持ち帰ったのは日本原産の萼紫陽花(ガクアジサイ)。
その後、西洋で品種改良されて現在の西洋紫陽花となり日本に戻ってきました。日本で主流の紫陽花は、この西洋紫陽花なのです。
それでは、色の変わる宝石のおはなしです。
「宝石の王様」と呼ばれるアレキサンドライトは、赤色と緑色の二色に変化する宝石です。
アレキサンドライトは、1830年、ロシア皇太子(のちのアレクサンドル2世)の12歳の誕生日に発見されたことにちなんで命名されました。
このアレキサンドライト、太陽光線下では緑色に、白熱電球下では赤色に変化します。
何故、受ける光によって、変色して見えるのでしょうか?
それはアレキサンドライトが赤と緑を等量持っていて、太陽のようにバランスの良い光線では緑色に見え、赤色の成分が多い白熱電球では赤く見えるからです。
軍服の色が赤と緑だったロシア人にとっては、お守りとして特別の価値のある宝石で、身につけると危険が察知できるともいわれています。
アレキサンドライトの色はルビーのように燃える赤色でもなく、エメラルドのように鮮やかな緑色でもありませんが、
その色の変化の著しさと稀少性により大変貴重な宝石で、パライバトルマリン、パパラチアサファイアに並び三大稀少石とされているのです。
実はあまり知られていませんが、アレキサンドライトは真珠、ムーンストーンとともに6月の誕生石なのですよ。
アレキサンドライトの魅力はその神秘性と秘めた情熱。様々な場面で持つ人を演出してくれることでしょう。
変わらないことへの価値。変わることでの価値。
その判断の基準はそのものの本質、その時、その人により、それぞれなのかもしれません。
変わらないことも、変わることも大切なことなのかもしれませんね。
2012年5月31日 「フタリシズカ」の花に寄せて
「フタリシズカ」という花があります。
センリョウ科の野草で、比較的薄暗い森の中で咲き、花弁も萼(ガク)もありません。
1本の茎に白い米粒のような花穂を2本つけます。同じセンリョウ科に花穂が1本の「ヒトリシズカ」っていう花もあるのですよ。
「二人静」この花の名前は、静御前とその亡霊の舞姿に例えられたといわれています。
源義経が、生涯を通じて愛し続けた舞姫・静御前。
二人の悲しい運命を慰めるように「二人静」は、毎年春、ひっそりと咲き続けているのです。
ここでダイヤモンドの「二人静」のおはなし。
ペアとしてのマリッジリング。普通は別々の2つのダイヤモンドの原石から作られます。
2つのダイヤモンドが出会いペアとなることから、結婚されるお二人を象徴し祝福する素敵なジュエリーと言えるわけです。
ところが、実は同じ原石から生み出されたペアジュエリーもあるのです!
ダイヤモンドの原石は八面体です。
通常、ダイヤモンドの原石は2つにカットされ、カット以降は別々の流通過程を歩み、それぞれの持ち主の元へ運ばれていきます。
だから、ペアとしてのマリッジリングでも別々の原石からカットされたダイヤモンドで作られているのが一般的なのです。
でも、同じ原石から産まれたふたつのダイヤモンドを、別々にせずにペアとして管理したら・・・
そうしてできあがったのが、同じ原石から生み出されたペアジュエリーです。
もちろん、通常のダイヤモンドのコストより、少し割高ですけれど・・・
このように特別にセットされたダイヤモンド・・・ダイヤモンドの「二人静」も素敵かもしれませんね。
目に見えない「二人静」のおはなし
人生には、全く別々の道を歩んできたはずなのに、まるで最初からひとつの原石から生まれたみたいにお互いが感じれる人がいるものです。
そんな人とのめぐり合わせを大切にしていただきたい。
きっと、その方が、元々はひとつだったあなたの「二人静」のお相手。
出逢うべくして出逢ったお二人に、同じ輝きを感じていただきたい。
目に見えないご縁に、目に見えるジュエリーの輝きをコーディネートさせていただきたい。
そして、その輝きがいつまでも続くように、お手伝いさせていただきたい・・・
それが私たちの使命と考えております。
大切なお二人の為・・・
「二人静」の花言葉は「いつまでも一緒に」
一人静かに過ごすのもいいですが、やはり二人静にいつまでも一緒に・・・っていうのもいいですよね。
2012年4月30日 宝石ってどんなもの?
誰でも子どもの頃から、山や河原、道端などで小石を拾って遊んだことがありますよね。
きらきらする石、綺麗な色の石、つるつるした石、変わった形の石、不思議な模様のある石・・・。
ひとつとして同じものがない、この自然が作り出した石を手にした時、まるで宝物を手に入れたようなわくわく、ドキドキ感を感じたことはありませんか?
そんな方は、きっと宝石好きかもしれませんね。(当店の岡田美香のように・・・)
いったい宝石ってどんなもの?そう疑問に感じられたことはありませんか?
宝石と呼ばれるには、三つの条件があります。
まず、第一に何よりその外観が美しいこと。第二に希にしか産しないこと(希少性)。第三に硬度が高く、耐久性があること。
この三つの条件を併せ持つものが、宝石といわれるものなのです。
「ダイヤモンドは永遠の輝き」といわれますが、これは本当にその通りなんですよ。
あのきらきら煌くダイヤモンドの原石は、地下数百キロの深さでつくられ、ある程度の大きさになるまでに数億年もかかっているのです。
宝石店に並んだ時点で、そのダイヤモンドはすでに永遠の時を過ごしているといっても間違いではないのです。
また、ダイヤモンドはこの地球上でもっとも硬い鉱物です。
ダイヤモンドはきわめて傷がつきにくく、空気中に放置しても色が変わったりすることもありません。
(だからダイヤモンドの研磨にはダイヤモンドを使います。他の材質ではダイヤモンドを加工することはできないですから。)
ダイヤモンドはこれからも、いつまでも永遠に輝き続けます。
ダイヤモンドをはじめとする宝石の寿命は地球がある限り続きます。
宝石の輝きはあなたの次の世代へ、そしてまたその次の世代へと、永遠に残せる輝きなのです。
ダイヤモンドをはじめとする数々の宝石・・・
美しく、同じものは二つとしてなく、そして永遠の輝くもの。
ひとが宝石に魅せられるのも当然かもしれませんね。
2012年4月5日 ホームページがリニューアルしました。
2012年4月1日、津山市の春を彩る「津山さくらまつり」が開幕しました。
宝石おかは津山城(鶴山公園)のお膝元にある宝石・時計店です。
津山城は津山藩初代藩主・森忠政公が12年の歳月をかけて1616(元和2)年に完成させた平山城です。
1873(明治6)年の廃城で建物はすべて取り壊されましたが、城跡の鶴山公園には桜が植えられ、「日本のさくら名所100選」にも選ばれています。
津山城は地上から45mもの石垣が今も完全な姿で残り、2005(平成17)年に再建された備中櫓をバックに、ソメイヨシノなど約1,000本の桜が咲き誇ります。
また、ぼんぼりに浮かぶ夜桜も大変趣きがあるんですよ。
私は一番上段から見下ろす夜桜がとても好きです。
幾重にも重なる桜、桜、桜。桜の上にそして下に重なる桜はとても幻想的です。
お近くの方はもちろん、お車でご遠方からお越しになる方も、是非「津山さくらまつり」に足をお運びください。
そんな春に、宝石おかのホームページがリニューアルできた事をとてもうれしく思います。
待ちかねた春の訪れ。そして新しい一歩が踏み出せたと感じています。
このコラムのページでは宝石や時計についてはもちろん、私の独り言をこっそりをお伝えしていきたいと思っています。
あなたが何か感じてくだされば・・・
あなたが何か思い描いてくだされば・・・
あたなと宝石・時計との出会いの橋渡しができれば・・・
こんな素敵なことはありません。
これからも宝石おかをよろしくお願い致します。